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J-GLOBAL ID:201702246525733407   整理番号:17A0316015

高硫黄歴青炭の特性と構造に及ぼす酸処理の影響【Powered by NICT】

Effect of acid treatment on the characteristics and structures of high-sulfur bituminous coal
著者 (15件):
資料名:
巻: 184  ページ: 418-429  発行年: 2016年 
JST資料番号: C0023A  ISSN: 0016-2361  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本論文では,一連のX線蛍光(XRF),X線回折(XRD),~13C核磁気共鳴(~13C NMR),X線光電子分光法(XPS),走査型電子顕微鏡-エネルギー分散分光法(SEM EDS)のような現代の先端解析と測定の技術が酸処理後の試料を分析するために使用した。結果は塩酸/硝酸の塩酸処理と組合せ処理後に,石炭試料と固定炭素の水含有量はある程度増加するが,揮発性成分及び灰分含量は減少することを示した。酸処理は炭素,水素と硫黄の含有量を減少させたが,酸素含有量を増加させた。添加では,塩酸処理は石炭中の塩素含有量の増加をもたらしていると硝酸処理は,窒素含有量を増加させた。酸処理は石炭の微結晶構造に影響を及ぼし,最終的に炭素原子配列はより規則的に芳香族性を改善するであろう。塩酸処理後,メチル炭素,酸素に結合した脂肪族炭素,カルボキシル炭素,カルボニル炭素の比はわずかに減少したが,他の炭素官能基のそれは増加した。原料炭は塩酸と硝酸の選鉱後の石炭試料からの大きな差を示した。酸素に結合したメチル炭素と脂肪族炭素の含有量は明らかに減少し,メチレンとカルボニル炭素のそれは劇的に上昇する。酸処理後,石炭表面のC-C結合とC-H結合の比は徐々に増加したが,酸化状態中の炭素は酸処理は石炭表面上の活性官能基を破壊し,エーテル結合およびヒドロキシル基などの酸素含有官能基の比を低減する手段を段階的に減少した。一方,酸処理はチオール,チオエーテル,スルホキシド,スルホンおよびスルホン酸のような有機硫黄,石炭表面の有機硫黄の成分を変化させ,その含有量を減少するに影響を及ぼすであろう。石炭粒子は塩酸と硝酸の選鉱後に著明な変化を持っていないが,それらの表面形態が変化した。石炭粒子の端部は不明瞭とそれらの表面はぼやけてきている。塩酸/硝酸の組合せ処理は石炭試料の比表面積,石炭表面により多くのミクロ細孔を増加しており,このようにして酸素分子が石炭により容易に吸収される。一般に,塩酸処理は石炭特性,有機物質の化学構造,無機鉱物,石炭表面の官能基,微細構造などにほとんど影響しないが,硝酸処理は石炭品質に大きな影響を与える。,石炭試料を前処理するために硝酸を用いた場合の影響を考慮しなければならない。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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石炭の物理的・化学的処理  ,  石炭及びコークスの性質,組成,分析,試験 
タイトルに関連する用語 (3件):
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