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J-GLOBAL ID:201702246626921905   整理番号:17A0439088

単核細胞におけるより低いスーパーオキシドジスムターゼ2(SOD2)タンパク質含量は血液透析治療中の患者のより良い生存と関連する

Lower Superoxide Dismutase 2 (SOD2) Protein Content in Mononuclear Cells Is Associated with Better Survival in Patients with Hemodialysis Therapy
著者 (8件):
資料名:
巻: 2016  ページ: ROMBUNNO.7423249 (WEB ONLY)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U7012A  ISSN: 1942-0900  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ミトコンドリアスーパーオキシドジスムターゼ2(SOD2)は,スーパーオキシドアニオンを過酸化水素と酸素に変換する。慢性腎疾患(CKD)におけるSOD2タンパク質含量に関するヒトのデータは少なく,死亡率のデータが欠けている。筆者らは血液透析中の患者(n=81),CKDステージ1~5の患者(n=120),そして健常対照(n=13)由来の単球中のSOD2タンパク質含量をインセルウェスタンアッセイにより調べた。SOD2タンパク質はCKDステージ1からステージ4まで減少する一方,それは血液透析の有無に関わらずステージ5で再び増した。定量リアルタイムPCRにより分析したSOD2遺伝子発現は群間で有意に異ならなかった。細胞超酸化物産生の上昇はSOD2タンパク質含量を減じた。この効果はスーパーオキシドジスムターゼ模倣物テンポールにより打ち消された。ゲル電気泳動とウェスタンブロットを用いたとき,筆者らはCKDにおけるSOD2のニトロチロシン修飾を検出しなかった。最後に血液透析中のCKDステージ5の患者において,中央値よりも高いSOD2タンパク質含量は,より高い総死亡率と関連した。結論としてSOD2タンパク質含量はステージ4までCKDで低下する一方,SOD2遺伝子の発現はそうではなかった。増加した細胞スーパーオキシドアニオン産生はSOD2タンパク質に影響するかもしれない。進行したCKD(ステージ5)においてSOD2タンパク質含量は再び増すが,これらの患者において中央値よりも高いSOD2タンパク質含量は生存の恩恵をもたらさなかった。(翻訳著者抄録)
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泌尿生殖器の診断 

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