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J-GLOBAL ID:201702247779886745   整理番号:17A0428550

竹類,Phyllostachys pubescensの強度管理低密度林分における降雨遮断

Rainfall interception in an intensively managed low density stand of bamboo, Phyllostachys pubescens
著者 (3件):
資料名:
巻: 22  号:ページ: 53-60  発行年: 2017年02月 
JST資料番号: L2720A  ISSN: 1341-6979  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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林分における蒸発散は森林生態系における水収支に最も影響する因子のひとつである。竹林における降雨遮断(Ic)は,竹林の管理状態により大きく影響される。本稿では,強度管理低密度Phyllostachys pubescens Mazel ex Houz.林分におけるIcを観察した。この林分は古い稈を伐木し,竹の子を収穫することにより2,000稈ha-1に管理されている。総降雨量(Rf),林内雨(Tf)および稈流(Cf)を10か月間にわたり監視し,Icを水収支法により定量化した。試験期間中のRf,TfおよびCfは,それぞれ,2,100,1,786および102mmであり,それにより212mmのIcをもたらした。観察した遮断率,Ic/Rfは高密度(約4,000~7,000稈ha-1)をもつ他の非管理P.pubescens林分と同程度であった。管理と非管理P.pubescens林分のIc/Rfは一般に日本の他の針葉樹林と広葉樹林のそれより小さかった。P.pubescens林分における降雨量の分配(すなわち,Tf/RfとCf/Rf)は林分密度と稈サイズだけでなく,稈の齢分布にも影響された。これらの結果により,水収支法によりP.pubescens林分のIcを定量化するときには稈齢分布を考慮すべきことを強調した。
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分類 (5件):
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森林生物学一般  ,  プラネタリー境界層  ,  森林経営・経理  ,  生態系  ,  水文学一般 
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