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J-GLOBAL ID：201702247893639108   整理番号：17A0705208

フラーレン誘導体によるフリーラジカルの光誘起生成:有機太陽電池における重要な分解経路【Powered by NICT】

Light-induced generation of free radicals by fullerene derivatives: an important degradation pathway in organic photovoltaics?

著者 (8件)： Inasaridze L. N. (The Institute for Problems of Chemical Physics of the Russian Academy of Sciences, Semenov Prospect 1, Chernogolovka, 141432, Russia. [e-mail]) ,  Shames A. I. ,  Martynov I. V. ,  Li B. ,  Mumyatov A. V. ,  Susarova D. K. ,  Katz E. A. ,  Troshin P. A.
資料名： Journal of Materials Chemistry A. Materials for Energy and Sustainability  (Journal of Materials Chemistry A. Materials for Energy and Sustainability)
巻： 5  号： 17  ページ： 8044-8050  発行年： 2017年 
JST資料番号： W0204B  ISSN： 2050-7488  CODEN： JMCAET  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Negev砂漠における自然屋外条件の下でいくつかのフラーレン高分子系の固有光化学安定性の系統的な比較研究を行った。,特に[60]フラーレン誘導体の光誘起二量化はPCDTBTとの混合物中のこれらの材料を組み込んだ太陽電池の劣化挙動に無関係であることをが示されている。従来の[60]PCBMは急速な光二量化を受けることが示された,太陽光が,PCDTBT/[60]PCBM素子効率に顕著な影響を及ぼさないに曝露した。対照的に,二種類の新規フラーレン誘導体,光二量化に対するはるかに抵抗性であることが示された,太陽電池性能の劇的な破壊を誘導した。電子常磁性共鳴(EPR)分光法の適用は持続性フリーラジカルの形成をもたらすフラーレン誘導体の代替光化学分解経路を明らかにすることができた。活性層中のフリーラジカルの蓄積は重要な劣化機構であることを示し,素子の光起電力性能を破壊した。これらの知見は,有機太陽電池の「バーンイン」破壊の原因となる過程の現在の理解を再考し,更なる研究は関連した過程の実際の機構を明らかにするために実施すべきであることを示唆した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *太陽電池 ,  ESR【磁気共鳴】 ,  高分子 ,  *ラジカル ,  光起電力 ,  光二量化 ,  光化学 ,  二量化 ,  太陽光 ,  *フラーレン ,  活性層
準シソーラス用語： *分解経路 ,  *有機太陽電池 ,  *光誘起 ,  *フラーライド , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 太陽電池  (NC03084O)

タイトルに関連する用語 (5件)： フラーレン誘導体 ,  フリーラジカル ,  光誘起 ,  有機太陽電池 ,  分解経路