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J-GLOBAL ID：201702247914870147   整理番号：17A0634747

コムギにおけるなまぐさ黒穂病抵抗性遺伝子Bt9のマッピング

Mapping of common bunt resistance gene Bt9 in wheat

著者 (8件)： STEFFAN Philipp Matthias (Univ. Copenhagen, Frederiksberg, DNK) ,  STEFFAN Philipp Matthias (KWS LOCHOW GMBH, Mons, DEU) ,  TORP Anna Maria (Univ. Copenhagen, Frederiksberg, DNK) ,  BORGEN Anders (Univ. Copenhagen, Frederiksberg, DNK) ,  BORGEN Anders (Agrologica, Mariager, DNK) ,  BACKES Gunter (Univ. Copenhagen, Frederiksberg, DNK) ,  BACKES Gunter (Univ. Kassel, Witzenhausen, DEU) ,  RASMUSSEN Soren K. (Univ. Copenhagen, Frederiksberg, DNK)
資料名： Theoretical and Applied Genetics  (Theoretical and Applied Genetics)
巻： 130  号： 5  ページ： 1031-1040  発行年： 2017年05月 
JST資料番号： D0382B  ISSN： 0040-5752  CODEN： THAGA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： デンマークや他のコムギ生産地における有機農法の拡大によって,コムギなまぐさ黒穂病の発生が潜在的に増加する可能性がある。このため,遺伝的な耐病性は有用と考えられるが,そのための遺伝的なメカニズムについてはほとんどわかっていない。本研究では,コムギの倍加半数体集団を供試して,なまぐさ黒穂病抵抗性遺伝子Bt9のマッピングを行った。その結果,Bt9遺伝子は,6D染色体に座乗することが明らかとなった。なまぐさ黒穂病抵抗性遺伝子Bt10も同じ染色体に存在するので,これらの位置関係を決定したところ,Bt9とBt10は,各々,染色体腕6DLの遠位部と6DSの近位部に位置する異なる2つの耐病性遺伝子であることが確認された。また,5つの新しいSSRマーカーを同定した。こうした結果から,なまぐさ黒穂病抵抗性遺伝子Bt9に隣接する多くのDNAマーカーは,今後,耐病性育種におけるマーカー利用選抜に有用となろう。

シソーラス用語： *コムギ ,  *植物病害 ,  *耐病性遺伝子 ,  倍加半数体 ,  DNAマーカー ,  分離育種 ,  育種 ,  植物病原菌 ,  マーカー利用選抜 ,  遺伝子マッピング ,  耐病性育種 ,  担子菌門 ,  マイクロサテライトマーカー ,  微生物
準シソーラス用語： 担子菌類 ,  SSRマーカー ,  Tilletia caries ,  *なまぐさ黒穂病 ,  Bt9遺伝子

分類 (3件)： 麦  (FC03033M) ,  菌類による植物病害  (FC04052Y) ,  遺伝子の構造と化学  (EC02020U)

タイトルに関連する用語 (4件)： コムギ ,  黒穂病 ,  抵抗性遺伝子 ,  マッピング