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J-GLOBAL ID:201702247976306426   整理番号:17A0253890

ホップからのプレニル化カルコンであるキサントフモールはドキソルビシン耐性MCF-7/ADR細胞の生存率と幹細胞性を抑制する

Xanthohumol, a Prenylated Chalcone from Hops, Inhibits the Viability and Stemness of Doxorubicin-Resistant MCF-7/ADR Cells
著者 (7件):
資料名:
巻: 22  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年01月 
JST資料番号: U7014A  ISSN: 1420-3049  CODEN: MOLEFW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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キサントフモールはホップ(Humulus lupulus L.)およびビール中の独特のプレニル化フラボノイドである。キサントフモールは様々な薬理活性を有することが明らかになっている。ドキソルビシン耐性乳癌細胞(MCF-7/ADR)とこの細胞株中に存在する癌幹細胞様細胞に対するその効果についてはほとんど研究されていない。本研究では,MCF-7/ADR細胞の生存率と幹細胞性に対するキサントフモールの効果を調べた。キサントフモールは用量依存的にMCF-7/ADR細胞の生存率を抑制し,アポトーシスを誘発し,細胞周期を停止した。加えて,キサントフモールはMCF-7/ADR細胞に対するドキソルビシンの阻害効果を改善した。興味深いことに,キサントフモールがMCF-7/ADR細胞の幹細胞性を低下させることができることも発見した。これはキサントフモールが誘導するコロニー形成,移動,サイドポピュレーション細胞の割合,スフィア形成の減少および幹細胞関連バイオマーカーの下方制御により証明した。これらの結果は,キサントフモールがドキソルビシン耐性乳癌細胞を標的とし,その幹細胞性を調節する有望な化合物であることを示しており,したがってこれはドキソルビシン耐性乳癌薬および乳癌の併用療法の開発の見込みのある候補として応用されるであろう。(翻訳著者抄録)
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物の生化学  ,  ピランの縮合誘導体  ,  腫ようの薬物療法  ,  抗腫よう薬の基礎研究 

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