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J-GLOBAL ID:201702248232534050   整理番号:17A0320371

柑橘類の収穫後菌類病原体に対する4種のThymus種の精油の化学的特性化と抗真菌活性【Powered by NICT】

Chemical characterization and antifungal activities of four Thymus species essential oils against postharvest fungal pathogens of citrus
著者 (10件):
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巻: 86  ページ: 95-101  発行年: 2016年 
JST資料番号: W0732A  ISSN: 0926-6690  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は,カンキツのポストハーベスト真菌病害の防除で現在使用されている合成殺菌剤に対する代替法を見出すことであった。シソ属の四種からの精油の抗真菌活性は,Penicillium digitatum,Penicillium italicum及びGeotrichum citri aurantiiに対して検討した。精油,シソ属の四種の地上部から水蒸気蒸留によって得た質量分析と組み合わせたガスクロマトグラフィーに供した。主要成分はThymus riatarumの胸腺broussonnetii subsp.hannonisとカルバクロール(32.24%),γ-テルピネン(19.60%)及びp-シメン(13.52%)のThymus satureioides subsp.pseudomastichina,カンファー(46.17%)及びα-テルピネオール(7.69%)のThymus leptobotrys,ボルネオール(27.71%)とチモール(18.47%)のためのカルバクロール(76.94%)であった。in vitro菌糸成長試験では,三種の病原体の完全な阻害はT.leptobotrysとT.riatarumの精油によって得られた,1000μlL~( 1)であった。胞子発芽に及ぼす精油の影響を試験したThymus種の間で有意に変化した。T.leptobotrys精油は最も高い生物活性をdisplaid,500μlL~( 1)でG.citri aurantii250μlL~( 1)での,P.digitatumおよびP.italicumの胞子発芽を完全に阻害した。T.riatarumは精油はG.citri aurantii(2000μlL~( 1))と標的生物(1000μlL~( 1))として用いて,両Penicillium種の胞子発芽を完全に阻害することができた。T.leptobotrysの精油は三病原体(MIC値<500μlL~( 1))に対して最も低い最小発育阻止濃度(MIC)を示した。これらの知見は,T.leptobotrys,T.riatarumおよびT.satureioides subsp.pseudomastichinaから得た精油は,カンキツ真菌病原体の制御のための有用で効果的な薬剤であることを示唆する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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精油,香料  ,  植物の生化学 

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