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J-GLOBAL ID:201702248300394644   整理番号:17A0660581

Micromonospora auratinigra,土壌放線菌からの抗菌性化合物の構造解明と生物学的活性【Powered by NICT】

Structure elucidation and biological activity of antibacterial compound from Micromonospora auratinigra, a soil Actinomycetes
著者 (11件):
資料名:
巻: 121  号:ページ: 973-987  発行年: 2016年 
JST資料番号: A0635A  ISSN: 1364-5072  CODEN: JAMIFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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目的:本研究の目的は,Micromonospora auratinigra,HKとその抗菌阻害機構の生物活性化合物を分離し,特性化した。【方法】と結果:油性生物活性化合物は,HK(GenBank登録no.から抽出した。JN381554)と有望な抗菌活性を有することが分かった。化合物は~1H,~13C NMRおよび質量分光法による2-メチルヘプチルイソニコチナート(1)として特性化した。この分子の最小発育阻止濃度(MIC)をミクロブロス希釈法により試験し,それぞれStaphylococcus aureus,Bacillus subtilis,Proteus vulgaris,大腸菌,緑膿菌およびMycobacterium abscessusの70 40 80 60 60および50μgであることが分かった。化合物1の効果を,走査型電子顕微鏡を用いた細菌膜構造について検討した。結果は膜破壊機構を示し,病原性細菌株の細胞膜構造と細胞死の機能障害をもたらした。試験生物の成長の速度論も解析し,殺菌剤として2-メチルヘプチルイソニコチナート 1が示唆された。さらに,in silico解析による病原性細菌の異なる膜蛋白質に対する1の結合親和性を調べた。【結論】2-メチルヘプチルイソニコチナートはM.auratinigraから単離された膜破壊機構を介して抗菌活性を有する稀な放線細菌株は,標準抗生物質ネオマイシン硫酸塩への同様のMICを有していた。M.auratinigraの歪,新しい抗菌活性を持つインド北東部のインド-ビルマ生物多様性ホットスポットからの分離に関する最初の報告である。in silico研究これらの結果病原性細菌の種々の膜ターゲットについて行なったも支持している。研究の意義と影響:M.auratinigraの抗菌能を初めて報告した。結果は恐ろしいヒト病原体に対する抗細菌剤の源として2-メチルヘプチルイソニコチナートの使用の可能性を示した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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生物学的機能  ,  微生物の生化学  ,  抗細菌薬の基礎研究  ,  植物の生化学 
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