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J-GLOBAL ID：201702248677749335   整理番号：17A0598471

Penicillium rolfsii c3-2(1)IBRL由来粗酵素を用いたノンインパクトインクレーザプリント紙の酵素的脱インキの評価

Evaluation of Enzymatic Deinking of Non-impact Ink Laser-Printed Paper Using Crude Enzyme from Penicillium rolfsii c3-2(1) IBRL

著者 (7件)： LEE Kok Chang (Universiti Tunku Abdul Rahman, Perak, MYS) ,  TONG Woei Yenn (Universiti Kuala Lumpur, Melaka, MYS) ,  IBRAHIM Darah (Universiti Sains Malaysia, Penang, MYS) ,  ARAI Takamitsu (Japan International Res. Center for Agricultural Sci., Ibaraki, JPN) ,  MURATA Yoshinori (Japan International Res. Center for Agricultural Sci., Ibaraki, JPN) ,  MORI Yutaka (Japan International Res. Center for Agricultural Sci., Ibaraki, JPN) ,  KOSUGI Akihiko (Japan International Res. Center for Agricultural Sci., Ibaraki, JPN)
資料名： Applied Biochemistry and Biotechnology  (Applied Biochemistry and Biotechnology)
巻： 181  号： 1  ページ： 451-463  発行年： 2017年01月 
JST資料番号： E0344C  ISSN： 0273-2289  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 古紙の酵素的脱インクは効率や環境に優しい方法であるが,精製酵素の利用はコスト面で問題があるため,P.rolfsii c3-2(1)IBRL株から得たヒドロラーゼ粗酵素の脱インク活性を市販セルラーゼ剤と比較して評価した。レーザ印刷紙を試料として脱インクした印刷紙の輝度,特性,破損,引裂強さ,炭水化物濃度,再生パルプの粘度に及ぼすグルコース/キシロース含量の影響についても調べた。P.rolfsii由来粗酵素で処理したパルプは高い輝度または脱インク効率を示したが,大量の糖を放出し,パルプ繊維に有害な影響が表れた。しかしこのような欠点はあるものの,短時間での高い脱インク効率が得られ,調製コストが低いことなどを考慮すると,従来酵素剤の代替法として粗複合酵素の利用について更に研究を進める価値がある。

シソーラス用語： *Penicillium ,  インクジェット印刷 ,  レーザプリンタ ,  *脱インク ,  *古紙 ,  再生パルプ ,  パルプ化 ,  *ヒドロラーゼ ,  複合酵素系 ,  酵素利用反応 ,  *パルプ原料
準シソーラス用語： *Penicillium rolfsii

分類 (2件)： パルプ原料とその調製  (YL02010E) ,  酵素の応用関連  (EB09100B)

タイトルに関連する用語 (5件)： Penicillium ,  C3 ,  酵素 ,  脱インキ ,  評価