文献
J-GLOBAL ID:201702248684731198   整理番号:17A0438927

通常および中等度の運動は,生殖機能が老化したマウスの卵巣における抗酸化保護の低下には対抗するが,メチルグリオキサール依存性の糖負荷には作用しない

Regular and Moderate Exercise Counteracts the Decline of Antioxidant Protection but Not Methylglyoxal-Dependent Glycative Burden in the Ovary of Reproductively Aging Mice
著者 (9件):
資料名:
巻: 2016  ページ: ROMBUNNO.3837623 (WEB ONLY)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U7012A  ISSN: 1942-0900  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
人口の高齢化により,健康的に年を取ることを可能にすることを目指した介入が,緊急に必要となっている。運動には健康な老化をもたらす作用があるが,そのような影響の基盤となる分子メカニズムは未だに同定されていない。筆者らは,哺乳類において年齢が進むにつれ機能が低下する臓器である卵巣について,マウスを用いて,中等度の運動が,酸化的およびメチルグリオキサール(MG)関連分子損傷の年齢依存的蓄積を遅らせることができるか検討した。CD1雌マウスを用いて,成体から卵巣が老化の兆候を示す中年に移行するまでの2~4カ月間,トレッドミルを用いたランニングを行い,活性酸素種(ROS)およびMGに対する保護マーカーを測定した。長期間の運動は,卵巣におけるタンパク質の酸化的損傷を減少させ(P<0.01),これは,ROSに対するグルタチオンペルオキシダーゼによる保護の維持(P<0.001)ならびにグルタチオンの有効性の増加(P<0.001)とも関連していた。逆に,MGを標的とした系の加齢による失活が長期ランニングプログラムによって部分的に阻止されたとしても(P<0.001),運動したマウスは年齢に依存した糖負荷からは保護されなかった。まとめると,遅れて開始した通常および中等度の運動は,中年のマウスの卵巣で起こる変化のうちいくつかを防止した。これは,酸化還元機能障害に対する哺乳類の卵巣の脆弱性を軽減する非薬理学的共同療法の開発に役立つと期待される。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
予防医学一般  ,  老化と死 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る