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J-GLOBAL ID:201702248750766043   整理番号:17A0412774

ワタにおける死体栄養性病原体Rhizoctonia solaniにより誘発された防御応答のiTRAQベースのプロテオーム解析【Powered by NICT】

iTRAQ-based proteomic analysis of defence responses triggered by the necrotrophic pathogen Rhizoctonia solani in cotton
著者 (18件):
資料名:
巻: 152  ページ: 226-235  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0073A  ISSN: 1874-3919  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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土壌死体栄養性病原糸状菌Rhizoctonia solaniは破壊的で,種々の重要な作物における病原性を示した。今日まで,R.solaniの侵入に応答した宿主防御機構についてはほとんど知られていない。,耐病性/抵抗性ワタ品種CRI35における病原体応答蛋白質を調べるために採用したiTRAQベースのプロテオーム解析。全部で174の差異的に蓄積する蛋白質(DAPs)はR.solaniによるワタ植物の接種後に同定した。機能的分類分析は,これらのDAPは12サブクラスに分けることができることを示した。特に,DAPの大部分は反応性酸素種(ROS)代謝において機能することが知られており,いくつかのヒストン修飾とDNAメチル化蛋白質の発現は有意に真菌攻撃により誘導される,酸化還元ホメオスタシスと後成的調節は病原体に対するワタの防御に重要であることを示した。さらに,フェニルプロパノイド生合成に関与する蛋白質の発現は病原体侵入,綿における真菌攻撃に対する防御における二次代謝の特定の寄与を反映している可能性があるに応答して顕著に変化した。まとめると,これらの結果は,R.solani感染に対するワタ植物の防御応答を活性と多面的であり,様々な自然免疫関連経路からの蛋白質の誘導に関与することを示した。ワタ立枯病は,壊死栄養真菌Rhizoctonia solaniによって引き起こされる破壊的疾患である。今日まで,病害防除に関与する宿主防御機構はほとんど知られていない。ここでは,R.solani感染に対する綿免疫応答に関する最初のプロテオーム解析を報告した。iTRAQ技術を用いて,著者らは,12の機能群に分類できることを174の差異的に蓄積する蛋白質(DAPs)を得た。更なる分析は,ROSホメオスタシス,後成的調節とフェニルプロパノイド生合成は,ワタのR.solani感染に対する先天性免疫応答と密接に関連したことを示した。得られたデータは,植物のR.solani相互作用に関与する分子機構を理解するための重要な情報も改良されたR.solani抵抗性作物の遺伝的育種への手がかりを提供する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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植物の生化学  ,  遺伝子発現  ,  生物学的機能 

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