文献

J-GLOBAL ID：201702250230328710   整理番号：17A0545315

モデルベース並列化(MBP)におけるマルチレートモデルの車RTOS向けランタイムとコード生成

Runtime and code generation for Automotive RTOS of multirate model in model base parallelization

著者 (4件)： 中野友貴 (名古屋大 大学院情報科学研究科) ,  本田晋也 (名古屋大 大学院情報科学研究科) ,  枝廣正人 (名古屋大 大学院情報科学研究科) ,  鈴木均 (ルネサスエレクトロニクス)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 116  号： 511(DC2016 84-108)  ページ： 21-26  発行年： 2017年03月02日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年の自動車開発においてはMATLAB/Simulinkを用いてのモデルベース開発が盛んに行なわれている。一方,自動車に搭載される機能は,安全性,機能性などの社会のニーズに応えるために,年々増加傾向にある。それに伴い,個々のECUの高性能化が求められ,結果としてECUのマルチコア化が進んでいる。また,ECUの数を減らすために機能の統合も進んでいる。モデルからマルチコア向けの並列化コードを生成するツールとしてモデルベース並列化(MBP)ツールが存在するが,複数のモデルの処理を通常のRTOSを用いて一つのECU上で実現すると異なるモデルの処理が互いに阻害し合う可能性がある。この問題を解決するために,時間パーティショニング(TP)機構を持つRTOSを使うことで,それぞれのモデルの処理を時間単位で分割する。本論文ではTP機構を持ったマルチコアRTOS向け並列化コードを生成するMBPツールを提案する。(著者抄録)

シソーラス用語： ソフトウェア開発 ,  数値計算 ,  制御装置 ,  *カーエレクトロニクス ,  マイクロプロセッサ ,  マルチプロセッサシステム ,  *並列処理 ,  実時間処理
準シソーラス用語： モデルベース開発 ,  MATLAB/Simulink ,  *ECU ,  マルチコア ,  RTOS

分類 (1件)： 電装品  (QG03070C)

引用文献 (5件)：

• 次世代車載システム向けRTOS外部仕様書, https://www.toppers.jp/docs/tech/ngka_spec-01-320.pdf(2016年1月24日参照)
• モデルベースデザイン, https://jp.mathworks.com/help/simulink/gs/model-based-design.html(2016年1月24日参照)
• RH850, https://www.renesas.com/ja-jp/products/microcontrollers-microprocessors/rh850/rh850f1x/rh850f1h.html(2016年1月24日参照)
• AUTOSAR, http://www.autosar.org/(2016年1月24日参照)
• Japan MATLAB Automotive Advisory Board, ′′CON-TROL ALGORITHM MODELING GUIDELINES US-ING MATLAB,Simulink,and Stateflow Version 4.01(日本語版)′′,2015.

タイトルに関連する用語 (6件)： モデルベース ,  並列化 ,  MBP ,  RTOS ,  タイム ,  コード生成