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J-GLOBAL ID:201702250889715289   整理番号:17A0509683

輸送,磁気および電子構造研究からの二重,Eu-およびNa-ドープPbSeにおけるEu2+-Eu3+原子価転移

Eu2+-Eu3+ valence transition in double, Eu-, and Na-doped PbSe from transport, magnetic, and electronic structure studies
著者 (8件):
資料名:
巻: 19  号: 14  ページ: 9606-9616  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Pb1-xEuxSe中のEu原子は,長い間二価であると仮定されてきた。著者等は,この磁性半導体合金のNaによるp型ドーピングが有効なEu価数を変えることができることを示した。混合Eu2+-Eu3+状態が,特定のyの値でPb1-x-yEuxNaySeに現れた。Pb1-x-yEuxNaySeの磁化,キャリア濃度,抵抗率,および熱起電力を,異なるxおよびyを持つ多数の試料について報告した。あるキャリア濃度における熱起電力の顕著な増加が確認され,イオン化された不純物の散乱の促進の存在に起因した。Euが系に添加されたとき,PPb1-yNaySeにおいて正孔濃度の強い減少が観察され,これはEu2+-Eu3+自己イオン化過程に起因した。これは磁化測定により証明され,これはNaとの合金化時にPb1-xEuxSeの磁気モーメントの顕著な減少を明らかにした。更に,Brillouin関数により記述される純粋な常磁性状態からの磁化の偏位は,隣接Eu原子間の反強磁性相互作用を確認した。交換結合パラメータに対してJex/kB=-0.35Kの値が見出された。効果のあるEu2+-Eu3+自己イオン化過程の判断は,電子構造計算により更に裏づけられ,これは,Eu2+イオンの4f7構成の不安定性がNaドーピングにより現れることを示した。概略的には,Eu 4f準位がフェルミエネルギーに十分に近い状態を形成し,これは正孔ドーピングがフェルミエネルギーを低下させ,4f電子殻の再構成を引起こすことを見出した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
物理化学一般その他  ,  半導体と絶縁体の電気伝導一般  ,  その他の無機化合物の磁性  ,  不純物・欠陥の電子構造 

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