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J-GLOBAL ID：201702253377613104   整理番号：17A0745479

剛直なヘテロアニオン多面体の回転による再構成転移

Reconstructive Transitions from Rotations of Rigid Heteroanionic Polyhedra

著者 (4件)： HOLLAND Michael (Northwestern Univ., Illinois, USA) ,  CHARLES Nenian (Drexel Univ., Pennsylvania, USA) ,  RONDINELLI James M. (Northwestern Univ., Illinois, USA) ,  POEPPELMEIER Kenneth R. (Northwestern Univ., Illinois, USA)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 138  号： 36  ページ： 11882-11889  発行年： 2016年09月14日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヘテロアニオン化合物KNaNbOF₅の多形および固相転移をシンクロトロン放射X線回折,密度汎関数法計算および分子動力学シミュレーションにより検討した。従来未解明の高温相を同定した。高温相は複雑な構造をもち,カチオン格子構造はほぼ同一だが極性の[NbOF₅]^2-の配列が異なる2種の相が存在した。[NbOF₅]^2-はNb-配位子結合の共有結合性により剛直な分子として挙動するが,回転によりO/Fサイトの乱れを生じ,秩序-無秩序転移によりK⁺カチオンが不安定となり,空格子点を含む不可逆的転移を誘発すると推定した。最小エネルギー経路を経由する反応モデルを導いた。

シソーラス用語： *ニオブ化合物 ,  *酸フッ化物 ,  *カリウム化合物 ,  *ナトリウム化合物 ,  アニオン ,  多面体 ,  *多形 ,  *相変態 ,  シンクロトロン放射 ,  X線回折 ,  密度汎関数法 ,  計算機シミュレーション ,  異性体 ,  秩序無秩序転移 ,  空格子点 ,  *不可逆過程 ,  *構造相転移
準シソーラス用語： シンクロトロン放射X線 ,  *結晶多形 ,  固相転移 ,  分子動力学シミュレーション

分類 (4件)： その他の無機化合物の結晶構造  (BK07030J) ,  一成分系の相平衡・状態図  (CB03013K) ,  X線回折法  (BK01020I) ,  分子・遺伝情報処理  (JE15040B)

タイトルに関連する用語 (2件)： 多面体 ,  再構成