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J-GLOBAL ID:201702253417891559   整理番号:17A0575222

スマート金属-有機フレームワークコーティング:抗バイオフィルム化合物の誘発放出

Smart Metal-Organic Framework Coatings: Triggered Antibiofilm Compound Release
著者 (8件):
資料名:
巻:号:ページ: 4440-4449  発行年: 2017年02月08日 
JST資料番号: W2329A  ISSN: 1944-8244  CODEN: AAMICK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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金属-有機フレームワーク(MOF)の活性分子送達系としての応用可能性を検証するために,競争的金属錯体形成により包含抗バイオフィルム化合物を放出するホストとしてスマート刺激応答性MOFコーティング(MOFC)を開発した。接着性の良いMOF層を形成するための生体適合性リンカーと金属イオンを選出し,規則的Fe-テレフタラートMIL-88B(Fe)コーティング[FeMOFC,化学式:FeIII3O(OH)(H2O)2{O2C-C6H4-CO2}3・nH2O]と,パルミチン酸(PA)格子末端基(3.6±0.2wt%)をもつ疎水性誘導体FeMOFC-PAを調製した。両多孔質MOFCに抗バイオフィルム性化合物5-(4-クロロフェニル)-N-(2-イソブチル)-2-アミノイミダゾール(IMI)を吸着させた。得られたIMIカプセル化MOFCの水中での安定性と,IMIを含む,および含まないMOFC層上のネズミチフス菌Salmonella typhimuriumに対する抗バイオフィルム活性を調べた。両MOFCは,約20wt%に達する多量のIMIを包含することができ,水中にて安定であり,シデロフォアの鉄キレート化機能を模倣する有機鉄(III)キレート化剤(クエン酸三ナトリウム)の存在下でMOF結晶は部分分解してFe(III)を放出するが結晶構造は維持すること,10wt%のIMIを含むFeMOFCはポリスチレン表面に吸着してSalmonellaバイオフィルム形成を阻止したが,FeMOFC-PAは外部キレート化剤が存在するときにのみバイオフィルム形成を阻止することなどが分かった。
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分類 (4件):
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鉄の錯体  ,  その他への塗装,各種塗装法  ,  固形製剤  ,  分子化合物 
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