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J-GLOBAL ID：201702253431900708   整理番号：17A0790761

Al-5mass%Mg合金の半凝固状態における粘塑性の冷却速度依存性の予測と実験的検証

著者 (7件)： 広原嶺 (早稲田大 大学院創造理工学研究科) ,  川田康貴 (早稲田大 大学院創造理工学研究科) ,  川田康貴 (東芝) ,  高井量資 (早稲田大 創造理工) ,  大瀧光弘 (日本アルミニウム協) ,  岡根利光 (産業技術総合研) ,  吉田誠 (早稲田大 各務記念材料技研)
資料名： 軽金属  (Journal of Japan Institute of Light Metals)
巻： 67  号： 6  ページ： 214-221  発行年： 2017年06月30日 
JST資料番号： F0772A  ISSN： 0451-5994  CODEN： KEIKA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： アルミニウム合金のDC鋳造やニアネットシェイプ法においては,鋳造速度の高度化,構造の複雑化などに伴い,鋳塊や鋳物の凝固割れ発生リスクが高まっている。その解決策としての,凝固割れ予測解析においては,様々の冷却速度で変化する半凝固状態における合金の粘塑性特性K(T),n_eff(T)が必要である。そこで本研究においてはAl-5mass%Mg合金を用いて,所望の冷却速度における粘塑性特性の予測手法を開発し実験的に検証した。その結果,1)半凝固状態において実験的に取得した真応力?真歪曲線から,粘塑性特性の温度依存性を決定した。2)その粘塑性特性を取得した際の冷却速度における温度と固相率の関係をミクロ偏析モデルにより計算し,固相率と既知の粘塑性特性の関係式を取得した。3)この関係式に含まれる固相率を,所望の冷却速度における温度と固相率の関係を用いて温度に変換することで,所望の冷却速度における粘塑性特性の温度依存性を予測する手法を開発した。などの結果を得た。

シソーラス用語： *アルミニウム合金 ,  半連続鋳造 ,  near net shape法 ,  *凝固割れ ,  高温割れ ,  マグネシウム含有合金 ,  *粘塑性 ,  冷却速度 ,  速度依存性 ,  計算機シミュレーション ,  数値解析 ,  熱伝導 ,  予測技法 ,  凝固組織 ,  偏析 ,  解析モデル ,  *凝固 ,  応力歪曲線 ,  *温度依存性 ,  半溶融金属
準シソーラス用語： DC鋳造 ,  ニヤネットシェイプ ,  ミクロ偏析 ,  固相率

分類 (2件)： 凝固  (WC01050M) ,  機械的性質  (WB02030U)

引用文献 (34件)：

• 1) B. Magnin, L. Maenner, L. Katgerman and S. Engler: Mater. Sci. Forum, 217-222 (1996), 1209-1214.
• 2) I. Farup and A. Mo: Metall. Mater. Trans. A, 31 (2000), 1461-1472.
• 3) Suyitno, W. H. Cool and L. Katgerman: Metall. Mater. Trans. A, 35A (2004), 2917-2926.
• 4) 長海博文,竹田好宏,梅田高照:軽金属,55(2005), 463-467.
• 5) J. Sengupta, S. L. Cockcroft, D. M. Maijer and A. Larouche: Mater. Sci. Eng. A, 397 (2005), 157-177.

タイトルに関連する用語 (7件)： Al ,  凝固状態 ,  粘塑性 ,  速度依存性 ,  予測 ,  実験 ,  検証