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J-GLOBAL ID:201702253790571654   整理番号:17A0268326

雌雄異熟花樹木Machilusthunbergii Sieb. et Zucc(クスノキ科)の開花生物季節学と交配承継

Flowering phenology and mating success of the heterodichogamous tree Machilus thunbergii Sieb. et Zucc (Lauraceae)
著者 (3件):
資料名:
巻: 31  号:ページ: 29-37  発行年: 2016年 
JST資料番号: U0708A  ISSN: 1442-1984  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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雌雄異熟花は2花形態の存在として定義され,集団内の個体間に異なる時期に雄と雌機能が現れ,形態間受粉を増強する異系交配促進のための適応とみなされている。形態頻度バイアスとなる高分断化集団では,異形異熟はより多くの形態の種子結実を減少させることにより集団の成長を妨害し,少ない形態での種子結実を増強する。このような状況では,個々の植物が反対の性形態が近くにあれば種子結実増加させ,少ない性形態の個体がより多くの種子結実させると仮説した。開花挙動と生物季節学の観察により異形異熟を確認した後,異形異熟常緑照葉樹であるMachilus thunbergiiの高断片化集団においてこれらの2仮説を検証した。観察によりM.thunbergiiが異形異熟であり,2タイプの雌性先熟と雌雄同花:朝雌(MF)-午後雄形態と朝雄(MM)-午後雌形態からなることを確認した。この2形態の性発現は高同期し,相反的であった。種子結実形質の調査により,反対形態が近くにあるときに両形態の大きな結実率を明らかにした。少ない性形態(MF)は多い性形態(MM)より高い種子結実率を示した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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植物生理学一般 
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