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J-GLOBAL ID：201702253966076606   整理番号：17A0656501

二層傾斜機能硬質金属複合材料のSEMおよびEBSD評価

SEM and EBSD Characterization of Bi-Layered Functionally Graded Hard Metal Composites

著者 (4件)： PRAT O. (Universidad de Concepcion, Concepcion, CHL) ,  SUAREZ S. (Saarland Univ., Saarbruecken) ,  GARCIA J. (AB Sandvik Coromant R&D, Stockholm, SWE) ,  SANHUEZA F. (Universidad de Concepcion, Concepcion, CHL)
資料名： Practical Metallography  (Practical Metallography)
巻： 53  号： 11  ページ： 696-710  発行年： 2016年 
JST資料番号： B0731A  ISSN： 0032-678X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 超硬合金(硬質金属)は一種の複合材料であり,WC-Co超硬合金はその代表である。超硬合金への傾斜の導入により剛性および靭性の調整が可能になり,傾斜機能超硬合金の開発につながる。本研究では,粉末冶金法によりWC-Co二層傾斜機能超硬合金を作製し,傾斜組成の形成に及ぼすWC粒子サイズおよび結晶粒粗大化の抑制の影響を調べた。焼結後,超粗大と粗大WC-Coの2つの領域を有する緻密なミクロ組織が得られた。EBSDの結果,WC粒サイズの変化は,処理方法とMo₂Cの添加に依存することが分かった。Coは界面に均一に分布し,WC構造の粘結剤として機能していた。二層複合材料のWC粒サイズと粘結剤の含有量を調整することで,硬度/靭性の調整が可能である。

シソーラス用語： *超硬合金 ,  *傾斜機能材料 ,  粉末冶金 ,  多層膜 ,  炭化タングステン ,  コバルト添加合金 ,  *金属組織 ,  粒度分布 ,  粒度依存性 ,  粘結剤 ,  硬度 ,  靱性 ,  電子顕微鏡観察 ,  *電子回折 ,  結晶方位 ,  光学顕微鏡法
準シソーラス用語： 傾斜組成 ,  二層構造 ,  ミクロ組織【金属組織】 ,  走査電子顕微鏡法 ,  EBSD法 ,  結晶配向 ,  硬度分布

分類 (3件)： 圧粉,焼結  (WC02030X) ,  組織的硬化現象  (WB01020C) ,  金属系複合材料一般  (WE04010V)

タイトルに関連する用語 (6件)： 二層 ,  硬質金属 ,  複合材料 ,  SEM ,  EBSD ,  評価