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J-GLOBAL ID：201702254066671095   整理番号：17A0487095

低炭素型セメント結合材の利用技術に関する共同研究報告書(VII)-フライアッシュコンクリートの基本的性状に関する検討-第II部 フライアッシュコンクリートの基本的性状

著者 (6件)： 石川嘉崇 (電源開発 茅ヶ崎研) ,  鷲尾朝昭 (電源開発 茅ヶ崎研) ,  石川学 (電源開発 茅ヶ崎研) ,  今岡知武 (電源開発 茅ヶ崎研) ,  佐藤道生 (電源開発 茅ヶ崎研) ,  有薗大樹 (電源開発 茅ヶ崎研)
資料名： 土木研究所共同研究報告書  (Cooperative Research Report of PWRI)
号： 487  ページ： 38-73  発行年： 2017年02月 
JST資料番号： J0359A  ISSN： 0386-5878  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 低炭素社会の構築に向けて,ポルトランドセメントを高炉スラグ微粉末やフライアッシュ等の混和材で置き換えたコンクリートの利用が進んでいる。混和材の使用は,二酸化炭素排出量の削減に寄与する一方で,フレッシュコンクリート及び硬化コンクリートの品質に大きな影響を与える。従って,混和材を多量に用いたコンクリートの適用にあたって,品質の特徴をきちんと把握して,設計および施工を行うことが重要である。本稿では,低炭素型セメント結合材を用いたコンクリート構造物の設計・施工ガイドライン(案)では,コンクリート構造物の種別ごとに,混和材の置換率を高めて,材料製造時の二酸化炭素排出量の削減を可能とし,フレッシュコンクリート及び硬化コンクリートが,所要の品質を有する結合を,「低炭素セメント結合材」と定義し,これを用いたコンクリート構造物の設計及び施工の原則と配慮することが望ましい事項を示した。

シソーラス用語： コンクリート構造物 ,  社会 ,  微粉体 ,  フライアッシュ ,  混和材料 ,  *コンクリート ,  評価 ,  方式 ,  建設工法 ,  *状態 ,  *基礎 ,  *指針 ,  *フライアッシュコンクリート ,  高炉スラグ微粉末 ,  設計法 ,  低炭素社会 ,  品質評価
準シソーラス用語： *基本的性状 ,  *低炭素型セメント結合材

分類 (2件)： コンクリート構造  (RA04030A) ,  その他の石材  (YC05070M)

引用文献 (9件)：

• 一般財団法人石炭エネルギーセンター:石炭灰全国実態調査報告書(平成26年度実績),2016
• 経済産業省:セメント産業における非エネルギー起源二酸化炭素対策に関する調査-混合セメントの普及拡大方策に関する検討-報告書,2009
• 佐藤道生,今岡知武,安田幸弘,中村英佑:フライアッシュを混和したコンクリートの初期強度改善に関する基礎検討,コンクリート工学年次論文集,Vol.35,No.1,pp.169-174,2013
• 日本コンクリート工学協会:超流動コンクリート研究委員会報告書(II),1994
• 日本コンクリート工学協会:マスコンクリートのひび割れ制御指針 2008,2008

タイトルに関連する用語 (8件)： 炭素 ,  セメント ,  結合材 ,  共同 ,  研究 ,  報告書 ,  フライアッシュコンクリート ,  性状