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J-GLOBAL ID：201702254146816287   整理番号：17A0133050

質量選択されたMg⁺BrCH₃錯体からの光フラグメントイオンイメージング 光誘起電荷移動に続く解離機構

Photofragment ion imaging from mass-selected Mg⁺BrCH₃ complex: Dissociation mechanism following photoinduced charge transfer

著者 (4件)： Okutsu Kenichi (Department of Chemistry, Graduate School of Science, Tohoku University, 6-3 Aoba, Aramaki, Aoba-ku, Sendai 980-8578, Japan) ,  Yamazaki Kenichiro (Department of Chemistry, Graduate School of Science, Tohoku University, 6-3 Aoba, Aramaki, Aoba-ku, Sendai 980-8578, Japan) ,  Ohshimo Keijiro (Department of Chemistry, Graduate School of Science, Tohoku University, 6-3 Aoba, Aramaki, Aoba-ku, Sendai 980-8578, Japan) ,  Misaizu Fuminori (Department of Chemistry, Graduate School of Science, Tohoku University, 6-3 Aoba, Aramaki, Aoba-ku, Sendai 980-8578, Japan)
資料名： Journal of Chemical Physics  (Journal of Chemical Physics)
巻： 146  号： 2  ページ： 024301-024301-6  発行年： 2017年01月14日 
JST資料番号： C0275A  ISSN： 0021-9606  CODEN： JCPSA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Mg⁺BrCH₃錯体イオンの紫外光解離により生成したフラグメントイオンイメージを反射飛行時間型質量分析およびイメージング検出器の組合せにより観測した。BrCH₃⁺フラグメントイオンをMg⁺BrCH₃の266nm励起により発生させた。BrCH₃⁺イオンのイメージにおいて光分解レーザの偏光方向に平行の分裂分布が観測された。計算によるポテンシャルエネルギー曲線において,Mg+BrCH₃⁺の解離限界と相関する反発ポテンシャルを見出した:計算結果は5²A′←1²A′光励起後の非断熱過程により解離および電荷移動が生じることを示した。BrCH₃⁺光フラグメントのエネルギーおよび角分布の結果は反発性ポテンシャルエネルギー曲線上の速いBrCH₃⁺生成プロセスに一致した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *マグネシウム錯体 ,  マグネシウム化合物 ,  金属イオン ,  錯体生成 ,  紫外線照射 ,  *光解離 ,  質量分析計 ,  偏光測定 ,  ポテンシャルエネルギー曲線 ,  電荷移動 ,  角分布 ,  エネルギー分布 ,  動力学 ,  脂肪族臭素化合物
準シソーラス用語： マグネシウムイオン ,  飛行時間型質量分析計 ,  イオンイメージング ,  偏光観測 ,  励起状態動力学

分類 (3件)： 非遷移金属元素の錯体  (CE01030C) ,  光化学反応,ラジカル反応  (CF02090A) ,  分子の電子構造  (BH05010Q)

物質索引 (1件)： 臭化メチル

タイトルに関連する用語 (5件)： 質量 ,  錯体 ,  光誘起 ,  電荷移動 ,  解離