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J-GLOBAL ID：201702254184342897   整理番号：17A0800704

有機発光ダイオードのための透明導電電極としてのグラフェンで被覆したAgナノワイヤ薄膜

Ag Nanowire Films Coated with Graphene as Transparent Conductive Electrodes for Organic Light-Emitting Diodes

著者 (8件)： ZHOU Weixin (Nanjing Univ. Posts and Telecommunications, Nanjing, CHN) ,  CHEN Jun (Nanjing Univ. Posts and Telecommunications, Nanjing, CHN) ,  CHEN Jianyu (Nanjing Univ. Posts and Telecommunications, Nanjing, CHN) ,  ZHENG Chao (Nanjing Univ. Posts and Telecommunications, Nanjing, CHN) ,  GAO Zhiqiang (Nanjing Univ. Posts and Telecommunications, Nanjing, CHN) ,  MI Baoxiu (Nanjing Univ. Posts and Telecommunications, Nanjing, CHN) ,  ZHANG Hongmei (Nanjing Univ. Posts and Telecommunications, Nanjing, CHN) ,  MA Yanwen (Nanjing Univ. Posts and Telecommunications, Nanjing, CHN)
資料名： Journal of Nanoscience and Nanotechnology  (Journal of Nanoscience and Nanotechnology)
巻： 16  号： 12  ページ： 12609-12616  発行年： 2016年12月 
JST資料番号： W1351A  ISSN： 1533-4880  CODEN： JNNOAR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 透明導電電極(TCE)はオプトエレクトロニクスデバイスの主要な部品のひとつであり,酸化インジウム錫(ITO)が従来広く用いられてきた。しかし,インジウム資源の制限,高い製造コスト,脆さのため,軽量でフレキシブルで安価で印刷可能なITO代替材料の開発が急がれている。本研究では,Agナノワイヤ(NW)ネットワーク上に化学気相成長法で成膜したグラフェン被覆から作られたTCEに関する包括的検討を行った。さらに,これらのTCEを有機発光ダイオード(OLED)の正孔注入電極として活用した。これらのTCEの大面積の均一な導電性が,導電型原子間力顕微鏡により直接に画像化される。最適なTCEでは,シート抵抗は30Ω・sq^-1,透過率は86.9%(λ=550nm)であり,緑色光を発するOLEDの作製に成功し,最大の電流効率は1.8cd・A^-1で,発光効率は0.6lm・W^-1であった。

シソーラス用語： *発光ダイオード ,  透明導電膜 ,  *透明電極 ,  *銀 ,  *ナノワイヤ ,  *被覆 ,  グラフェン ,  化学蒸着 ,  *キャリア注入 ,  原子間力顕微鏡 ,  シート抵抗 ,  透過率 ,  可視光 ,  電流効率 ,  効率 ,  *ポリエチレンテレフタレート ,  *基板 ,  *膜電極 ,  金属薄膜 ,  電子技術
準シソーラス用語： *有機発光ダイオード ,  正孔注入 ,  光透過率 ,  緑色光 ,  発光効率 ,  フレキシブルエレクトロニクス

分類 (1件)： 発光素子  (NC03082G)

タイトルに関連する用語 (5件)： 有機発光ダイオード ,  グラフェン ,  Ag ,  ナノワイヤ ,  薄膜