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J-GLOBAL ID：201702254789472950   整理番号：17A0762334

合成生物学-生物学の合成

Synthetic Biology-The Synthesis of Biology

著者 (4件)： Auslaender Simon (Department of Biosystems Science and Engineering, ETH Zurich, Mattenstrasse 26, 4058, Basel, Switzerland) ,  Auslaender David (Department of Biosystems Science and Engineering, ETH Zurich, Mattenstrasse 26, 4058, Basel, Switzerland) ,  Fussenegger Martin (Department of Biosystems Science and Engineering, ETH Zurich, Mattenstrasse 26, 4058, Basel, Switzerland) ,  Fussenegger Martin (Faculty of Science, University of Basel, Mattenstrasse 26, 4058, Basel, Switzerland)
資料名： Angewandte Chemie. International Edition  (Angewandte Chemie. International Edition)
巻： 56  号： 23  ページ： 6396-6419  発行年： 2017年 
JST資料番号： H0127B  ISSN： 1433-7851  CODEN： ACIEAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 合成生物学は,自己制御された方法で予め定義された機能を実行することができる標準化されたコンポーネントから人工の生きているバイオマシンのエンジニアリングに関係する。生物学への工学的原則を実施するために,異なる研究戦略と学際的努力が求められている。 「トップダウン」戦略は,予測可能で制御可能な特性を有する遺伝的,代謝的,またはシグナル伝達ネットワークの合成組成物を構築するために,存在している天然の部分の自然の驚異的な多様性を利用する。この主なアプリケーション駆動型のアプローチは,薬物,バイオ燃料,バイオマテリアル,ファインケミカルを生み出す,生きている工場を生み出し,in vivoで病気の状態を自律的に検出して治療する能力を備えた人工細胞に基づく,生きている錠剤を提供することができる。対照的に,「ボトムアップ」戦略は,生物系をゼロから設計し,自然界には見られない人工の生物学的実体を合成することによって,既存の生物系から独立していることを目指している。このより知識に基づいたアプローチは,自己組織化,自己複製,自己持続性などの基本的な生物学的現象を実行できる最小限の生物学的システムの再構築を調査する。さらに,例えば合成ヌクレオチドまたはアミノ酸の合成のような,人工の生物学的単位の合成および,生細胞内のポリマーへのこれらの実施は,現在,天然および人工の生物学的システム間の境界を設定している。特に,in vitroでの設計,合成,および宿主細胞への完全なゲノムの移入は,合成生物学の未来を指している。すなわち生物医学およびバイオテクノロジーのための,望ましい特性を持つデザイナー細胞を創造することである。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *生物学 ,  *合成 ,  生体工学 ,  ゲノム ,  工学 ,  抑制 ,  機能 ,  機械 ,  意思決定 ,  遺伝 ,  代謝 ,  細胞情報伝達 ,  多様性 ,  薬物 ,  生物燃料 ,  医用素材 ,  ファインケミカルズ ,  自己組織化 ,  複製【遺伝】 ,  治療法 ,  生体系 ,  アミノ酸 ,  ヌクレオチド ,  臨床医学 ,  バイオテクノロジー ,  細胞
準シソーラス用語： エンジニアリング ,  ゲノムエンジニアリング ,  バイオエンジニアリング ,  化学生物学 ,  *合成生物学 ,  代謝エンジニアリング ,  自己制御 ,  バイオマシン ,  マシン ,  トップダウン ,  ボトムアップ ,  シグナル伝達ネットワーク ,  バイオ燃料 ,  バイオマテリアル ,  ファインケミカル ,  人工細胞 ,  自己複製 ,  治療 ,  生物学的現象 ,  生物学的システム ,  生物医学 ,  デザイナー細胞

著者キーワード (5件)： bioengineering ,  chemical biology ,  genome engineering ,  metabolic engineering ,  synthetic biology

分類 (5件)： 分子遺伝学一般  (EC02010J) ,  医用素材  (GA05040H) ,  微生物,組織・細胞培養による物質生産一般  (FK03010P) ,  生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y) ,  生命の起源と前生物学  (EC03020B)

タイトルに関連する用語 (2件)： 合成生物学 ,  生物学