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J-GLOBAL ID：201702256713515786   整理番号：17A0518041

TDDFTを用いた量子動力学における内殻電子の役割

Role of Core Electrons in Quantum Dynamics Using TDDFT

著者 (5件)： FOGLIA Nicolas O. (Universidad de Buenos Aires, Buenos Aires, ARG) ,  MORZAN Uriel N. (Universidad de Buenos Aires, Buenos Aires, ARG) ,  ESTRIN Dario A. (Universidad de Buenos Aires, Buenos Aires, ARG) ,  SCHERLIS Damian A. (Universidad de Buenos Aires, Buenos Aires, ARG) ,  LEBRERO Mariano C. Gonzalez (Universidad de Buenos Aires, Buenos Aires, ARG)
資料名： Journal of Chemical Theory and Computation  (Journal of Chemical Theory and Computation)
巻： 13  号： 1  ページ： 77-85  発行年： 2017年01月 
JST資料番号： W2328A  ISSN： 1549-9618  CODEN： JCTCCE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 実時間のTDDFTシミュレーションで有効コアポテンシャルを実装し,有効コアポテンシャルがTDDFTを用いた実時間電子動力学の全体効率に及ぼす影響について調べた。興味深いことに,この種のシミュレーションで擬ポテンシャルを使用することで達成されるスピードアップは,基底状態の計算よりもはるかに著しく,場合によっては600倍もの倍率に達する。この性能の向上は,一方では,密度行列のサイズがかなり縮小され,他方では,最大時間ステップを制限する高周波数電子モードの排除という二つの寄与から始まり,内殻電子があらわに伝播しないときに消滅する。後者の状況では,関連する化学的または分光学的情報を失うことなく,場合によっては3桁まで達する可能性のある時間ステップの大幅な増加が可能になる。

シソーラス用語： *密度汎関数法 ,  *理論 ,  *有効ポテンシャル ,  *内殻電子 ,  計算機シミュレーション ,  動力学 ,  密度行列 ,  時間 ,  擬ポテンシャル法 ,  分子動力学 ,  量子論
準シソーラス用語： *時間依存密度汎関数理論 ,  *有効コアポテンシャル ,  電子動力学 ,  時間ステップ ,  量子動力学

分類 (2件)： 電子構造一般  (BM02010K) ,  物理化学一般その他  (CB01030T)

タイトルに関連する用語 (4件)： TDDFT ,  量子動力学 ,  内殻電子 ,  役割