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J-GLOBAL ID：201702256810083934   整理番号：17A0598319

自己ドーピングによるバルクRuddlesden-Popper遷移金属酸化物の強く相関した特性の設計

Engineering the strongly correlated properties of bulk Ruddlesden-Popper transition metal oxides via self-doping

著者 (2件)： Pham Anh (School of Materials Science and Engineering, The University of New South Wales, Sydney, NSW 2052, Australia. [e-mail]) ,  Li Sean
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 19  号： 18  ページ： 11373-11379  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 著者らは,カチオン層配置を制御することによりバルクな酸化物物質中での電子-電子相互作用を調整する新規な方法を,第一原理計算により示した。例として,Ruddlesden-Popper酸化物LaSrMnO₄およびLaSrTiO₄を用いて,著者らの検討から,中性および荷電カチオン層の堆積を変化させることにより,自己ドーピング効果を誘導できることが分った。このような現象は,頂点の酸素原子の異なる動きに関連し,結果的に同一化学量論的に強く相関した物質中で多様のバンドギャップ,磁化率,軌道自由度をもたらしたと考えられた。この発見により,外部ドーピング無しに調整可能な電気特性が必要とされる実用化のための遷移金属酸化物を設計するための新しい方向性が拓かれるであろう。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *ドーピング ,  *酸化物 ,  *遷移金属化合物 ,  カチオン ,  e-e相互作用 ,  計算 ,  化学量論 ,  バンドギャップ ,  磁化率 ,  自由度 ,  電気特性 ,  *ランタン化合物 ,  *ストロンチウム化合物 ,  *マンガン化合物 ,  *チタン化合物 ,  堆積 ,  結晶構造 ,  原子 ,  格子定数 ,  電荷分布 ,  密度
準シソーラス用語： 軌道自由度 ,  酸素原子 ,  *自己ドーピング ,  *遷移金属酸化物 ,  第一原理計算 ,  電荷密度

分類 (1件)： 塩基,金属酸化物  (CD01030Z)

タイトルに関連する用語 (5件)： 自己ドーピング ,  バルク ,  遷移金属酸化物 ,  相関 ,  設計