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J-GLOBAL ID:201702256930633854   整理番号:17A0758826

ブファリンはin vitroでアポトーシスを誘導し,in vivoでのヒト肺癌異種移植片に対する抗腫瘍活性を有する【Powered by NICT】

Bufalin induces apoptosis in vitro and has Antitumor activity against human lung cancer xenografts in vivo
著者 (15件):
資料名:
巻: 32  号:ページ: 1305-1317  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0287C  ISSN: 1520-4081  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ブファリンは各種の癌細胞に対して有効であることが示されているが,肺癌におけるその役割は,動物モデルでは検討されていない。本研究では,in vitroとin vivoの両方でヒト肺癌細胞株NCI-H460のブファリン効果を評価した。ブファリンは1μMの濃度でNCI-H460細胞の有意な細胞毒性を生じた。DNA縮合は,用量に依存してブファリン処理細胞で観察された。ミトコンドリア膜電位(ΔΨ_m)は減少し,活性酸素種(ROS)は,ブファリン処理NCI-H460細胞で増加した。Fas,Fasリガンド,チトクロームc,アポトーシスプロテアーゼ活性化因子-1,エンドヌクレアーゼG,カスパーゼ-3およびカスパーゼ-9のようないくつかのプロアポトーシス蛋白質のレベルは,ブファリン処理後に増加した。同時に,抗アポトーシスB細胞リンパ腫2蛋白質レベルは低下した。ブファリンはグルコース調節78遺伝子発現を減少させたが,増殖停止及びDNA損傷誘導性153遺伝子発現を増加させた。用量依存的に腹腔内注射ブファリンはNCI-H460細胞を移植したBALB/Cヌードマウスにおける腫瘍の大きさを減少させた。ブファリン注入は高用量(0.4mg/kg~( 1))を除いて実験動物における有意な薬物関連毒性を生じなかった。結論として,ブファリンの低濃度はin vitroでのヒト肺癌細胞株NCI-H460にアポトーシスを誘導することができる。ブファリンも有意な薬物関連毒性を示すことなく,NCI-H460細胞を注入したマウスにおける腫瘍の大きさを減少させた。これらの結果は,ブファリンがヒト肺非小細胞癌の治療のための薬剤として開発できる可能性があることを示している。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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植物起原の毒性  ,  人間に対する影響  ,  抗腫よう薬の基礎研究 
物質索引 (1件):
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