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J-GLOBAL ID：201702257044913826   整理番号：17A0499280

ギガパスカル圧力における非晶質NaCl-D₂O溶液からの氷VII結晶化の探測

Probing ice VII crystallization from amorphous NaCl-D₂O solutions at gigapascal pressures

著者 (7件)： Ludl A.-A. (Sorbonne Universites, UPMC Univ. Paris 06, CNRS UMR 7590, IRD, MNHN, IMPMC, Paris, France. [e-mail] [e-mail]) ,  Bove L. E. ,  Corradini D. ,  Saitta A. M. ,  Salanne M. ,  Bull C. L. ,  Klotz S.
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 19  号： 3  ページ： 1875-1883  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 2から4ギガパスカルの圧力範囲にわたって氷VII格子中の塩(NaCl)の包接の可能性を探測した。圧力下の中性子回折実験からのデータと密度汎関数理論に基づく計算機構造探索からのデータとを組合せた。純粋な氷VIIとVIIIとの間の相境界の近くで高圧におけるアニール時に高密度非晶質前駆体(NaCl ・10.2D₂O)が結晶化することを観測した。形成された構造は,純粋な氷VIIの構造と非常に似ていた。本研究のシミュレーションは,Na⁺およびCl^-イオンによる氷VII格子中の水分子の置換が格子パラメータの顕著な増加をもたらすことを示した。この増加は本研究の実験では観測されなかったので,結晶化した氷は純粋なD₂Oである可能性が高いかまたは塩溶液からのイオンをわずかしか含まなかった。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： 非晶質 ,  *塩化ナトリウム ,  *重水 ,  *氷 ,  *結晶化 ,  超高圧 ,  中性子回折 ,  密度汎関数法

分類 (2件)： その他の無機化合物の結晶構造  (BK07030J) ,  非金属化合物  (CD01070R)

タイトルに関連する用語 (8件)： パスカル ,  非晶質 ,  NaCl ,  D2O ,  溶液 ,  氷VII ,  結晶化 ,  探測