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J-GLOBAL ID：201702257087315839   整理番号：17A0665851

Frenkel欠陥構造の設計により誘導されるBa_2In_2O_5ブラウンミレライト系材料における高電気伝導率【Powered by NICT】

High electrical conductivity in Ba₂In₂O₅ brownmillerite based materials induced by design of a Frenkel defect structure

著者 (8件)： Ito Shigeharu (Solid Oxide Fuel Cell Materials Design Group, Global Research Center for Environment and Energy Based on Nanomaterials Science (GREEN), National Institute for Materials Science (NIMS), 1-1 Namiki, Tsukuba, Ibaraki 305-0044, Japan. [e-mail]) ,  Mori Toshiyuki ,  Yan Pengfei ,  Auchterlonie Graeme ,  Drennan John ,  Ye Fei ,  Fugane Keisuke ,  Sato Takaya
資料名： RSC Advances (Web)  (RSC Advances (Web))
巻： 7  号： 8  ページ： 4688-4696  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7055A  ISSN： 2046-2069  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 室温から大きな体積変化なしに1273KまでBa_2In_2O_5(BIO)系の電気伝導率を改善するために,Zr~4+とZn~2+試料をドープした二重バイオ材料をソフト化学法を用いて調製した。Ba_2(In_0~(Zn_0,Zr_0)_0.3)2O_5(BIZZO 0.3)は室温から1273Kまで斜方晶相から構成されている大きな体積変化を伴う相変態は,前述の温度領域におけるBIZZO 3では観察されなかったが,伝導率の測定温度は923K以上であったときBIZZO のための観察された電気伝導率はBIOの無秩序状態よりも高かった。電気伝導率の増強に及ぼす多重ドーピングの効果を,透過型電子顕微鏡(TEM)分析を用いて特性化した。,前述の効果はTEM観察結果を説明するために原子論的シミュレーション結果と関連させて考察した。XRD相分析,TEM観察と原子論的シミュレーションの組合せは,Frenkel欠陥クラスタ(すなわち)はBIO格子の秩序状態で形成されたことを示した。BIO格子におけるFrenkel欠陥クラスタの形成は,BIO系における電気伝導率の微視的スケールと最大化での酸素空格子点の局所的無秩序化の促進に寄与していると結論した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 透過型電子顕微鏡 ,  ドーピング ,  X線回折 ,  *Frenkel欠陥 ,  キャラクタリゼーション ,  *電気伝導率 ,  斜方晶系 ,  クラスタ
準シソーラス用語： 酸素空格子点 ,  秩序状態 ,  原子論的シミュレーション ,  透過型電子顕微鏡法 ,  *伝導率 ,  ソフト化学 ,  体積変化 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 電気的性質  (WB02010Y)

タイトルに関連する用語 (4件)： Frenkel欠陥 ,  設計 ,  誘導 ,  高電気伝導率