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J-GLOBAL ID:201702257137951396   整理番号:17A0358680

ヒメトビウンカの器官特異的トランスクリプトーム応答イネ縞葉枯ウイルスに向けて【Powered by NICT】

Organ-specific transcriptome response of the small brown planthopper toward rice stripe virus
著者 (6件):
資料名:
巻: 70  ページ: 60-72  発行年: 2016年03月 
JST資料番号: D0873A  ISSN: 0965-1748  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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イネ縞葉枯ウイルス(RSV)はイネ縞葉枯病を引き起こし,持続性,循環および伝搬様式におけるヒメトビウンカ(Laodelphax striatellus,SBPH)によって媒介される。SBPHの消化管および唾液腺はウイルス複製と伝播に重要な役割を果たしている。しかし,RSVとSBPH間の相互作用におけるこれらの二器官の基礎となる分子機能についてはほとんど知られていない。本研究では,消化管および唾液腺の器官特異的トランスクリプトームは保毒虫とナイーブSBPHで分析した。消化管における差次的に発現した遺伝子の数は,RSV感染後の唾液腺のそれよりもかなり大きく,23単一遺伝子が二器官における共調節した。消化管では,リソソーム,消化,解毒に関与する遺伝子は,RSV感染により活性化されたが,DNA複製と修復に関連した遺伝子は抑制された。RSVはRNA輸送を活性化し,唾液腺におけるMAPK,mTOR,WntおよびTGF-βシグナル伝達経路を抑制した。RSVに対する全体的な免疫反応は消化管よりも唾液腺におけるはるかに強かった。RSVは唾液腺におけるパターン認識分子とToll経路を活性化したが消化管におけるこれら二つの反応を阻害した。活性酸素と免疫応答エフェクターから応答はRSV感染後の消化管よりも唾液腺において強かった。これらの知見は,残されRSV感染における二臓器の役割に関する手がかりを提供し,RSVとSBPHs間の相互作用の理解に役立つ。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (3件):
分類
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遺伝子発現  ,  ウイルス感染の生理と病原性  ,  異種生物間相互作用 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
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