文献
J-GLOBAL ID:201702257166468855   整理番号:17A0283022

2つの単一点突然変異の唯一の導入により,Saccharomyces cerevisiae CEN.PK派生株のグリセロール資化を樹立する

The sole introduction of two single-point mutations establishes glycerol utilization in Saccharomyces cerevisiae CEN.PK derivatives
著者 (4件):
資料名:
巻: 10  号: Jan  ページ: 10:10 (WEB ONLY)  発行年: 2017年01月 
JST資料番号: U7022A  ISSN: 1754-6834  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
背景:グリセロールはバイオディーゼル生産の豊富な副産物であり,バイオテクノロジー応用における基質として幾つかの利点を保持する。不幸なことに,一般的生産宿主Saccharomyces cerevisiaeは性質によりグリセロールをほとんど代謝できない。結果:この研究において,合成グリセロール培地において増殖するCEN.PK113-1A株の2派生株(PW-1及びPW-2株)を創製した。グリセロールにおける増殖能を既報のCEN.PK113-7D派生株JL1のそれと比較した。JL1株はグリセロールにおいて高い最大比増殖速度(PW-1の0.119h-1及びPW-2の0.127h-1に比較して0.164h-1)を示し,それのゲノムDNAを全ゲノム再配列化した。UBR2及びGUT1遺伝子のコード配列の2点突然変異は合成グリセロール培地における増殖に決定的であることを特定し,次いで野生型株CEN.PK113-7Dのリバースエンジニアリングにより樹立した。得られたリバースエンジニアリング株の増殖速度は0.130h-1であった。上記進化株PW-1及びPW-2のGUT1及びUBR2対立遺伝子のサンガー配列化により,これらの2遺伝子の一つの単一点突然変異を明らかにし,両突然変異はグリセロールにおける約0.120h-1の最大比増殖速度の取得に決定的且つ十分であることを示した。結論:この研究において,CEN.PKファミリー株のグリセロール資化を構築する標的としてUBR2及びGUT1遺伝子の重要性を認めた。それに加えて,グリセロールにおける0.130h-1の増殖速度は,UBR2及びGUT1のコード配列における単一アミノ酸置換のみによリバースエンジニアリングCEN.PK株において達成されることを示した。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物燃料及び廃棄物燃料  ,  代謝と栄養  ,  酵素一般 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る