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J-GLOBAL ID:201702257268456228   整理番号:17A0310766

超高強度コンクリート(UHSC)の硬化と性能に及ぼす種々のナノ材料の影響【Powered by NICT】

Effects of different nanomaterials on hardening and performance of ultra-high strength concrete (UHSC)
著者 (5件):
資料名:
巻: 70  ページ: 24-34  発行年: 2016年07月 
JST資料番号: B0500B  ISSN: 0958-9465  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ナノ材料は過去10年間にセメント系材料中の多くの関心を集めている。本研究では,超高強度コンクリート(UHSC)の流動性,水和熱,機械的性質,相変化,及び細孔構造に及ぼす異なるナノCaCO_3とナノSiO_2含有量の影響を調べた。ナノCaCO_3の用量は,0年,1.6%,3.2%,4.8%,および6.4%で,セメント系材料の質量が,ナノSiO_2の用量は0,0.5%,1.0%,1.5%,および2%であった。結果はナノCaCO_3とナノSiO_2の両方が流動性を低下させ,その含有量の増加に伴い水和熱を増加することを示した。圧縮及び曲げ強度を強化するための最適添加量は1.6%~ 4.8%であったナノCaCO_3と0.5%~ 1.5%のナノSiO_2。圧縮及び曲げ強度は28日後に二ナノ材料の同程度であったが,年齢と共にそれらの強度発現傾向は異なっていた。ナノSiO_2とUHSC混合物は最大7日齢と強度の連続と急激な増加を示したが,ナノCaCO_3は3と7日の間でほとんど一定強度,が,その後急激な増加を示した。熱重量測定(TG)分析はUHSC試料中の水酸化カルシウム(CH)含有量は,ナノSiO_2含有量の増加と共に著しく減少したが,ナノCaCO_3ではほぼ一定のままであったことを示した。水銀圧入ポロシメトリー(MIP)の結果は,空隙率および臨界細孔径の両方が水和時間の増加のみならず,最適しきい値にナノ粒子含有量の増加,それを超えると空隙率は減少し減少することを示した。それらの間の差はナノCaCO_3は主にC_3Aと反応してカルボアルミネートを形成することであったが,ナノSiO_2はCa(OH)2と反応してCSHを形成した。ナノCaCO_3とナノSiO_2はどちらも,核発生および充填効果を示し,多孔性が少なく,より均一な構造をもたらした。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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モルタル,コンクリート 
タイトルに関連する用語 (3件):
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