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J-GLOBAL ID:201702257331108420   整理番号:17A0152274

3Dシリコン構造に基づく薬物発見のための革新的な細胞マイクロインキュベーター

An Innovative Cell Microincubator for Drug Discovery Based on 3D Silicon Structures
著者 (9件):
資料名:
巻: 2016  ページ: ROMBUNNO.8236539 (WEB ONLY)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U7011A  ISSN: 1687-4110  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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著者らは最近,深さ50μm,幅5μmの間隙で分けられた厚さ3μmのシリコンの壁の配列内の三次元(3D)シリコン微細構造(SMC)を,腫瘍細胞の生物機械的特性をモニタリングするためのマイクロインキュベーターとして用いている。本研究では,このSD-SMSを,化学療法剤ブレオマイシンによりアポトーシスが誘導されたヒト線維肉腫細胞HT1080のin vitroでの挙動の研究に適用した。蛍光顕微鏡法により得られた結果から,HT1080細胞は狭い間隙にコロニーを形成する優れた能力を示すことが分かった。特に,3D-SMS上で増殖したHT1080細胞は,アポトーシスにつながる条件下でDNA損傷剤のブレオマイシンで処理すると収縮する傾向を示し,体積が減少し,アポトーシス細胞の通常の挙動を模倣し,間隙から離れる傾向を示した。最後に,赤外線の低出力照射を用いた光学低コヒーレンス反射率測定により,3D-SMSの間隙の内部の垂直なシリコンの壁に付着した細胞のラベルフリー検出を行った。この種類の方法は,薬物の発見の領域において自動化を増加させる新しいツールになると推測された。得られた結果により,腫瘍細胞を障害する可能性のある新しい分子の効果のスクリーニングに適したラボオンチップのコア要素としての3D-SMSの将来の応用に関する新しい展望が開かれた。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞・組織培養法  ,  抗腫よう薬の基礎研究 

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