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J-GLOBAL ID：201702257480107855   整理番号：17A0634741

パンコムギの製粉挙動: 遺伝的および環境的要因の影響,および穀粒機械抵抗形質を用いたモデル化

Bread wheat milling behavior: effects of genetic and environmental factors, and modeling using grain mechanical resistance traits

著者 (11件)： OURY Francois-Xavier (INRA, Clermont-Ferrand, FRA) ,  LASME P. (Univ. Montpellier, Montpellier, FRA) ,  MICHELET C. (UFS, Paris, FRA) ,  DUBAT A. (CHOPIN Technol., Villeneuve-la-Garenne, FRA) ,  GARDET O. (URAO63, Clermont-Ferrand, FRA) ,  HEUMEZ E. (INRA, Estrees-Mons, FRA) ,  ROLLAND B. (INRA, Le Rheu, FRA) ,  ROUSSET M. (INRA, Gif-sur-Yvette, FRA) ,  ABECASSIS J. (Univ. Montpellier, Montpellier, FRA) ,  L’HELGOUAC’H C.Bar (ARVALIS-Inst. Vegetal, Boigneville, FRA) ,  LULLIEN-PELLERIN V. (Univ. Montpellier, Montpellier, FRA)
資料名： Theoretical and Applied Genetics  (Theoretical and Applied Genetics)
巻： 130  号： 5  ページ： 929-950  発行年： 2017年05月 
JST資料番号： D0382B  ISSN： 0040-5752  CODEN： THAGA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： パンコムギでは,ピューロインドリンb(Pinb-D1)対立遺伝子よる硬軟質性について異なる準同質遺伝子系統が育成されている。本研究では,これらの系統を供試して,異なる環境や窒素施肥量で栽培して,製粉挙動に対する遺伝的および環境的影響を調査した。その結果,野生型Pinb-D1aの軟質テクスチャーを示す遺伝子型では,ブレーキ粉が多く,リダクション粉が少なくなるが,変異型Pinb-D1bまたはD1dの硬質テクスチャーを示す遺伝子型では逆であった。この異なる製粉挙動は,総粉生産量には大きな影響を及ぼさなかった。製粉挙動を説明するには,近赤外線分光(NIRS)硬度と硝子率が最も重要な特性であることがわかった。こうした結果から,最高の小麦粉収量は,単一穀粒評価システム(SKCS)値について得られ,軟質の硝子質粒または硬質の粉状質粒に対応することが示された。

シソーラス用語： *コムギ ,  小麦粉 ,  種子タンパク質 ,  *製粉 ,  抵抗 ,  近赤外分光分析 ,  食品テクスチャー ,  品種
準シソーラス用語： テクスチャ ,  パンコムギ ,  ピューロインドリン ,  機械抵抗 ,  硬質コムギ ,  硝子質 ,  軟質コムギ ,  準同質遺伝子系統 ,  遺伝的要因 ,  環境要因

分類 (2件)： 麦  (FC03033M) ,  製粉  (FJ04020E)

タイトルに関連する用語 (10件)： パンコムギ ,  製粉 ,  挙動 ,  遺伝 ,  環境 ,  要因 ,  穀粒 ,  機械抵抗 ,  形質 ,  モデル化