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J-GLOBAL ID:201702257905463129   整理番号:17A0230083

水架橋を通じたN-B相互作用 過酸化亜硝酸に対する蛍光蛋白質ベースプローブの化学選択性を理解する

The N-B Interaction through a Water Bridge: Understanding the Chemoselectivity of a Fluorescent Protein Based Probe for Peroxynitrite
著者 (9件):
資料名:
巻: 138  号: 14  ページ: 4900-4907  発行年: 2016年04月13日 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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著者らの以前の研究(Chenら,2013)において,循環置換緑色蛍光蛋白質(GFP)の発色団部位のチロシン残基の代わりにp-ボロノフェニルアラニン基を導入することにより開発した過酸化亜硝酸特異的蛍光センサpnGFPが,過酸化水素に対しては非反応性である機構を調べた。発色団内に存在するボロン酸との相互作用に基づいた部位特異的変異誘発実験から,His9がpnGFPの選択性において重要であり,His9のThrへの置換がpnGFPを過酸化水素反応性に変えることが分かった。11B NMRによる解析から,このHis9が水分子を分極化し,発色団におけるsp3混成ホウ素の形成を誘導することが分かった。さらに,計算解析から,水架橋を通してN-B相互作用が生じることも確認することができた。発色団中のホウ素とHisの水分子を介した相互作用が,pnGFPの化学選択性を決定すると結論付けた。
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分類 (4件):
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分析機器  ,  有機化合物・錯体の蛍光・りん光(分子)  ,  分子構造  ,  蛋白質・ペプチド一般 
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