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J-GLOBAL ID:201702258229174088   整理番号:17A0361364

天然ロジン酸から誘導した新しいアニオン性りん酸ジエステル界面活性剤の自己組織化構造と優れた表面特性【Powered by NICT】

Self-assembled structures and excellent surface properties of a novel anionic phosphate diester surfactant derived from natural rosin acids
著者 (7件):
資料名:
巻: 486  ページ: 67-74  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0279A  ISSN: 0021-9797  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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新規アニオンロジンベースりん酸ジエステルナトリウム(DDPDS)は四段階反応:アシル化,エステル化,りん酸化と中和による生デヒドロアビエチン酸,天然原料から合成することに成功した。核磁気共鳴(~13C NMR)とFourier変換赤外分光法(FT IR)は標的生成物の構造を特性化した。DDPDSとその混合系の水-エタノール溶液と表面特性の凝集挙動を透過型電子顕微鏡(TEM),自動張力計および接触角測定器を用いて調べた。結果はDDPDSは高い表面活性,予想外の乳化と優れた濡れ性を持つことを示した。1.35G*L~( 1)の臨界ミセル濃度(CMC),31.75mN*m~ 1の最小表面張力(γ_cmc),153Sの乳化力と13.4°の最小接触角はDDPDSに対して決定した。DDPDS濃度は約1CMC~5CMCの時,直径が約50nmと5μmの球状ベシクルは水-エタノール溶液中でそれぞれ自己集合した。二界面活性剤イオン自己組織化システムはナトリウムドデシルベンゼンスルホナート(SDBS)とセチルトリメチルアンモニウムブロミド(CTAB),1CMC水-エタノール溶液中で40nmと20nmの球状ミセルを形成するとDDPDSを混合することにより構築した。DDPDSとSDBSまたはCTABの間のイオン相互作用の組合せに対する界面活性剤イオン性自己集合系の可能な形成機構を考察した。DDPDS/SDBS混合系における泡安定性の明らかな相乗効果とDDPDS/CTAB混合系における泡能力の明らかな相乗効果であることが分かった。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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その他の洗浄剤  ,  脂肪族アルコール 
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