文献

J-GLOBAL ID：201702258233877187   整理番号：17A0702274

生体適合性磁性ヒドロゲルの微細構造と巨視的な機械的性質に及ぼす粒子濃度の影響【Powered by NICT】

Effect of particle concentration on the microstructural and macromechanical properties of biocompatible magnetic hydrogels

著者 (8件)： Bonhome-Espinosa A. B. (Department of Applied Physics, University of Granada, Granada, Spain. [e-mail]) ,  Campos F. ,  Rodriguez I. A. ,  Carriel V. ,  Marins J. A. ,  Zubarev A. ,  Duran J. D. G. ,  Lopez-Lopez M. T.
資料名： Soft Matter  (Soft Matter)
巻： 13  号： 16  ページ： 2928-2941  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2327A  ISSN： 1744-683X  CODEN： SMOABF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 埋め込まれた磁性粒子によるヒトフィブリン生体高分子の高分子網目からなる磁気ヒドロゲルの物理的特性に及ぼすナノ粒子濃度の影響,水ベース溶液で膨潤を解析した。は主にOH~-官能化によるヒト血しょうと磁性ナノ粒子からなる混合物の重合によるこれら磁性ヒドロゲルを調製した。顕微鏡観察は磁気ヒドロゲルはいくつかのフィブリン糸を連結したいくつかのクラスタ状結び目を示したことを明らかにした。対照的に,非磁性ヒドロゲルは,繊維の対間の唯一の個々の接合部を持つ均一ネット状構造を示した。レオロジー分析は,剛性率,粘弾性係数は,正方形状関数に従ってナノ粒子含有量とともに二次的に増加することを示した。さらに,ゲル化点の時間は磁性ナノ粒子の存在下の方が短かったことを見出した。は,ナノ粒子が架橋プロセス,フィブリン重合体の付着のための核形成サイトとして働くに有利であることを結論した。フィブリノーゲンの陽性群,フィブリンである重合,および磁気粒子表面の負のOH~ 基間の引力は磁気ヒドロゲルの機械的性質の強化にナノ粒子の正の役割を正当化する。,付着したナノ粒子によるフィブリノーゲンの間接的引力を仮定して実験結果を説明した半定量的理論的モデルを開発した。この引力のために単量体はフィブリン糸,それらの機械的性質を高める架橋高密度相の核(結び目)高密度相の核へと重合プロセスの終わりまでに凝縮する。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： ヒト ,  粘弾性 ,  フィブリン ,  ナノ粒子 ,  *微細構造 ,  生体高分子 ,  膨潤 ,  フィブリノーゲン ,  レオロジー ,  *磁性 ,  重合 ,  磁気 ,  *ヒドロゲル ,  重合体
準シソーラス用語： 磁性ナノ粒子 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (5件)： 高分子固体の構造と形態学  (CG02022M) ,  アクリル樹脂  (YH07110K) ,  高分子溶液・融液のレオロジー  (BL01013Z) ,  高分子固体の力学的性質  (CG02023D) ,  高分子固体の物理的性質  (CG02024U)

タイトルに関連する用語 (6件)： 生体適合性 ,  磁性 ,  ヒドロゲル ,  微細構造 ,  機械的性質 ,  粒子濃度