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J-GLOBAL ID:201702261760598576   整理番号:17A0703416

イミダゾリウム系イオン液体中のリグニン溶解に関するDFT研究【Powered by NICT】

A DFT study on lignin dissolution in imidazolium-based ionic liquids
著者 (5件):
資料名:
巻:号: 21  ページ: 12670-12681  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7055A  ISSN: 2046-2069  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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密度汎関数理論(DFT),分子中の原子(AIM)理論,自然結合軌道(NBO)解析,及び減少した密度勾配(RDG)分析は,イミダゾリウムベースのイオン液体(ILs)中のリグニン溶解の機構を調べるために採用した。リグニンがグアイアシルグリセロールβ-グアイアシルエーテル(GG),β-O-4結合二量体の一種であるでモデル化した。水素結合(H-結合)は特異的に調べ,ILsとリグニンモデル化合物間の相互作用の強さを評価するために種々の方法で特性化した。理論的結果から,アニオンとGGモデル間のH-結合したカチオンとGGモデル間のそれよりも強いことが観察された。,アニオンはGGのα-OH位置で最も強い相互作用を有し,一方カチオンはGGのγOH位置で最も強い相互作用を持っている。さらに,アニオンCl,OAcとMeSO_4はPF_6よりもはるかに強い水素結合能力を有し,アルキル鎖の長さはカチオンGG相互作用に有意な影響を及ぼさなかった。本研究では,GGモデルとイオン対間の相互作用をシミュレートし,その結果イオン対におけるアニオンは水素結合形成に重要な役割を果たし,陽イオンはGGとπ-スタッキング相互作用を有することを示唆した。計算データはある程度IL中のリグニン溶解の相互作用機構を提供する。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (3件):
分類
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分子の電子構造  ,  電気化学反応  ,  融解塩 

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