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J-GLOBAL ID:201702261948954334   整理番号:17A0216018

構造に基づくハイブリダイゼーションアプローチを用いた単極紡錘体キナーゼ1(MPS1)のピリド[3,4-d]ピリミジン阻害剤の迅速発見

Rapid Discovery of Pyrido[3,4-d]pyrimidine Inhibitors of Monopolar Spindle Kinase 1 (MPS1) Using a Structure-Based Hybridization Approach
著者 (26件):
資料名:
巻: 59  号:ページ: 3671-3688  発行年: 2016年04月28日 
JST資料番号: D0102A  ISSN: 0022-2623  CODEN: JMCMAR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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単極紡錘体キナーゼ1(MPS1)は紡錘体集合チェックポイントの主成分であり,癌細胞は正常細胞よりMPS1阻害により高い感受性を持つ。1H-ピロロ[3,2-c]ピリジンと1H-ピラゾロ[4,3-c]ピリジンを組み合わせた一連のピリド[3,4-d]ピリミジン化合物を合成し,酸に不安定なBoc基を必要としない新たなクラスのMPS1阻害剤を発見した。ピリド[3,4-d]ピリミジンをコアに持つキナーゼ阻害剤は前例がなく,この構造の最適化により,1H-ピロロ[3,2-c]ピリジンと比較してサイズと親油性を低下させた強力なMPS1阻害剤を得た。生化学アッセイから,最適化化合物34hはチトクロムP450(CYP)を阻害せず,細胞内のMPS1キナーゼに優れた効力を示すことを明らかにした。ヒトキノームに対するスクリーニングから,特に分裂期キナーゼに高い選択性を示ことが分かった。重要なことに,34hは齧歯類において満足すべき薬物動態プロファイルを示し,in vivoで効果的にMPS1活性を阻害した。今後,特にヒト肝臓ミクロソーム(HLM)安定性や血漿蛋白質結合を考慮し,さらに34hの最適化を行う。
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分類 (4件):
分類
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酵素一般  ,  ピリミジン  ,  薬物の合成  ,  抗腫よう薬の基礎研究 
物質索引 (2件):
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