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J-GLOBAL ID:201702262256676024   整理番号:17A0127342

Tomato yellow leaf curl virus(TYLCV)を保毒したタバココナジラミ(カメムシ目:コナジラミ科)バイオタイプQに対する2種薬剤の感染抑制効果

著者 (5件):
資料名:
巻: 60  号:ページ: 93-96(J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: F0918A  ISSN: 0021-4914  CODEN: NIPTAR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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トマト黄化葉巻病は,トマト黄化葉巻ウイルス(TYLCV)によるウイルス病で,TYLCVはタバココナジラミにより媒介される。コナジラミ防除のため散布される,ジノテフランとピリフルキナゾンのバイオタイプQに対する感染抑制効果と持続期間について室内試験で検討した。累代飼育したタバココナジラミ雌成虫に,TYLCVを保毒させ試験に供試した。トマト苗の地上部を,所定濃度に希釈した薬液に漬け風乾した。処理当日,7日後,14日後のトマト苗をアクリルの筒で覆い,それぞれ保毒雌成虫3頭を放飼した。その結果,処理当日,7日後までトマトの感染率は低かったが,14日後では無処理と対照区の違いがなくなった。また,保毒虫の生存率は14日後まで低かった。さらに,処理トマト苗と無処理のトマト苗を組み合わせ,2株を飼育ケージに入れ,保毒虫の薬剤処理したトマトに対する嗜好性を調べた。その結果,3つの組み合わせでいずれもほぼ半数ずつ寄生し,両者に有意な差は認められなかった。この結果,2種薬剤はバイオタイプQの密度抑制には14日間角の散布を,TYLCV感染抑制には7日間隔の散布が有効と考えられた。
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分類 (2件):
分類
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害虫に対する農薬  ,  化学的防除 
引用文献 (18件):
  • 本多健一郎(2006) 野菜茶業研究集報3:115-122. [Honda, K. (2006) Proceedings of Vegetable and Tea Science 3:115-122.]
  • 本多健一郎(2008a) 農業および園芸83:1125-1131. [Honda, K. (2008a) Agriculture and Horticulture 83:1125-1131.]
  • 本多健一郎(2008b) 北日本病虫研報59:1-8. [Honda, K. (2008b) Annu. Rep. Plant Prot. North Jpn. 59:1-8.]
  • 本多健一郎(2010) 植物防疫64:657-659. [Honda, K. (2010) Plant Prot. 64:657-659.]
  • 加藤公彦(1999) 植物防疫53:308-311. [Kato, K. (1999) Plant Prot. 53:308-311.]
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