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J-GLOBAL ID：201702262380942813   整理番号：17A0884802

不均一線形断層の滑り挙動遷移【Powered by NICT】

Slip-behavior transitions of a heterogeneous linear fault

著者 (2件)： Yabe Suguru (Department of Earth and Planetary Science, University of Tokyo, Tokyo, Japan) ,  Ide Satoshi (Department of Earth and Planetary Science, University of Tokyo, Tokyo, Japan)
資料名： Journal of Geophysical Research: Solid Earth  (Journal of Geophysical Research: Solid Earth)
巻： 122  号： 1  ページ： 387-410  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2388A  ISSN： 2169-9313  CODEN： JGREA2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 地質断層は摩擦不均一性を持っている。ここでは,最も簡単な状況でのそのような不均一断層の滑り挙動を調べ,二次元弾性モデル空間,剛性およびプレート運動速度により特性化外部応力による一定荷重を受ける無限線形断層に沿った面外せん断滑りをシミュレートした。断層は多くの副断層の速度-弱化(VW)または速度強化(VS)摩擦則を持つに離散化した。VWは,滑り挙動のいくつかの異なる領域を明らかにした断層の割合を変えた。,スティックスリップ挙動が開始する第一の領域境界は各VW領域はその核形成サイズに達することをこのようなVW帯の割合に位置している。速度および状態依存性摩擦法則の空間的に平均化したa b値が零に近い他の境界を位置決めした。この密度以下では,VWゾーンは,地震スリップが,VS領域は余効滑りを示した。とは対照的に,この密度以上で,全断層は地震滑り速度で同時にスリップ。第二境界での遷移挙動を観測し,比較的遅い変形が支配的である。も摩擦パラメータのCantor集合分布を用いた断層の滑り挙動を調べた。断層上の摩擦不均一性が地震現象の多様性だけでなく摩擦パラメータの観測されたスケーリングが,滑り弱化距離または通常の地震の破壊エネルギーなどを説明するかもしれないことを提案した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： スティックスリップ ,  二次元 ,  *線形性 ,  破壊エネルギー ,  剪断 ,  剛性 ,  Cantor集合 ,  不均一性 ,  地震 ,  プレート運動
準シソーラス用語： 地震性滑り ,  余効変動 ,  状態依存性 ,  離散化 ,  弾性モデル , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (3件)： heterogeneity ,  速度と状態摩擦 ,  源多様性

分類 (1件)： 固体の機械的性質一般  (BL01021C)

タイトルに関連する用語 (6件)： 不均一 ,  線形 ,  断層 ,  滑り ,  挙動 ,  遷移