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J-GLOBAL ID:201702262472303768   整理番号:17A0446252

デルタメトリンは3T3-L1脂肪細胞及びCaenorhabditis elegansにおける脂肪蓄積を増加させる【Powered by NICT】

Deltamethrin increases the fat accumulation in 3T3-L1 adipocytes and Caenorhabditis elegans
著者 (6件):
資料名:
巻: 101  ページ: 149-156  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0937A  ISSN: 0278-6915  CODEN: FCTOD7  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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I型ピレスロイド,ペルメトリンは脂肪細胞におけるトリグリセリド(脂肪)蓄積を増加させることを示した。しかし,デルタメトリンの同様の効果,タイプIIピレスロイド,ペルメトリンと比較して哺乳類における中毒の明確な症候群を産生するほとんど知られていない。この研究では,3T3-L1脂肪細胞及びCaenorhabditis elegansにおける脂肪蓄積に及ぼすデルタメトリンの役割を検討することを目的とした。デルタメトリン(10 μM)は,それぞれの対照と比べて3T3-L1脂肪細胞と野生型C.elegansにおける脂肪蓄積を有意に増加させた。デルタメトリンはACCでAMPKαおよびリン酸化アセチル-CoAカルボキシラーゼ(ACC)リン酸化AMP活性化キナーゼ(pAMPKα)の割合を減少させたが,3T3-L1脂肪細胞におけるCCAAT/エンハンサー結合蛋白質(C/EBPα)とペルオキシソーム増殖剤応答性受容体γ(PPARγ)の発現を増加させた。同様に,デルタメトリンは成長または咽頭ポンピング速度に影響を与えることなく,C.elegansにおける脂肪蓄積を増強した。さらに,デルタメトリンは用量依存的にC.elegansにおける全子孫数と運動活性を有意に減少させた。デルタメトリンはaak(AMPKαのオーソログ)とnhr-49(ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体αの相同体とaakのも下流標的)仲介機構を介して脂肪蓄積を増加させた。aak(AMPKαオーソログ)仲介機構を介して3T3-L1脂肪細胞とC.elegansによる増加した脂肪蓄積に及ぼすデルタメトリンの影響の最初の報告である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (4件):
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代謝異常・栄養性疾患一般  ,  細胞生理一般  ,  動物に対する影響  ,  消化器の基礎医学 
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