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J-GLOBAL ID:201702262488492525   整理番号:17A0598629

新規チューブリン重合阻害剤ビフィデノンの単離と同定

Isolation and Identification of the Novel Tubulin Polymerization Inhibitor Bifidenone
著者 (7件):
資料名:
巻: 80  号:ページ: 616-624  発行年: 2017年03月 
JST資料番号: C0012B  ISSN: 0163-3864  CODEN: JNPRDF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Beilschmiedia sp.(クスノキ科の植物)の葉の抽出物から,5種の新規ネオリグナン類であるビフィデノン,1′-epi-ビフィデノン,5-メトキシビフィデノン,1′-epi-メトキシビフィデノンおよび7,4′-フラノビフィデノンと既知のネオリグナンであるiso-オコブレノンを単離した。マイクロクライオプローブを用いたNMR測定により,マイクログラム単位の量の新規化合物試料の構造を決定した。6種の化合物のヒト肺癌細胞株NCI-H460に対する抗増殖活性を評価したところ,ビフィデノンが最も強力な阻害活性を示し,IC50値は0.26μMであった。ビフィデノンは他の数種の癌細胞株に対する抗増殖活性も示した。ビフィデノンはNCI-H460細胞株において,カスパーゼ3/7の活性レベルを上昇させたことから,抗増殖作用はカスパーゼ3/7の活性化によるアポトーシス誘導によるものであることが判明した。NCI比較アルゴリズムでは,ビフィデノンは抗チューブリン剤と最も高い相関関係を示した。チューブリン重合アッセイおよび競合アッセイによって,ビフィデノンがチューブリンに直接結合するチューブリン重合阻害剤であることを実証した。
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分類 (4件):
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生体物質一般  ,  植物の生化学  ,  抗腫よう薬の基礎研究  ,  天然有機化合物一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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