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J-GLOBAL ID:201702267662456999   整理番号:17A0013856

Co/Niモル比を精密調整した層状NH4CoxNi1-xPO4・H2O(0≦x≦1)ナノ構造体と非対称スーパーキャパシタ電極への応用

Layered NH4Co x Ni1-x PO4 H2O (0 ≦ x ≦ 1) nanostructures finely tuned by Co/Ni molar ratios for asymmetric supercapacitor electrodes
著者 (8件):
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巻: 51  号: 22  ページ: 9946-9957  発行年: 2016年11月 
JST資料番号: B0722A  ISSN: 0022-2461  CODEN: JMTSAS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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混合遷移金属化合物の相乗作用は材料の電気化学的性能を改善する大きな可能性を持つことが示されている。本研究では,層状構造を持つリン酸アンモニウム/複金属(NH4CoxNi1-xPO4・H2O)を簡単な一段ソルボサーマル法で大量に合成した。Co/Niモル比がNH4CoxNi1-xPO4・H2Oの結晶構造や形態に及ぼす効果をXRD,FTIR,SEM,TEMを用いて系統的に調べた。コバルトとニッケルの相乗作用によってNH4CoxNi1-xPO4・H2Oの結晶構造と形態が大きな影響を受け,CoO6とNiO6の八面体の酸化還元反応活性サイトが露出して酸化還元種の表面被覆度が大きくなることが分かった。電気化学試験によれば,層状ナノプレート構造を有し空隙が均一に大量に存在するCo/Ni比が2:3の試料では,1A/gでの比静電容量が1567F/gという最大値を示し,長期サイクル安定性は97.6%で,ニッケルやコバルトの単独成分の場合より優れる。NH4CoxNi1-xPO4・H2O(Co/Ni=2/3)と活性炭を用いて非対称セルを構成すると,動作電位は0~1.65Vであった。この非対称デバイスでは826W/kgの電力密度で37.4Wh/kgの高いエネルギー密度を示した。さらに重要なことに,このデバイスは5000サイクル後でも91.2%の容量を維持するという良好な長期間サイクル安定性を示した。Copyright 2016 Springer Science+Business Media New York Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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電気化学反応  ,  静電機器 

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