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J-GLOBAL ID:201702267749722590   整理番号:17A0587530

房総半島の千葉セクションの海成相の松山-ブリュンヌ地磁気逆転境界期における古地磁気方向と古地磁気強度の変化

Paleomagnetic direction and paleointensity variations during the Matuyama-Brunhes polarity transition from a marine succession in the Chiba composite section of the Boso Peninsula, central Japan
著者 (5件):
資料名:
巻: 69  号: Mar  ページ: 69:45 (WEB ONLY)  発行年: 2017年03月 
JST資料番号: U0519A  ISSN: 1880-5981  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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最も若い地磁気逆転である松山-ブリュンヌ(M-B)境界は,堆積物,氷コア及び溶岩についての重要なデータ面を提供する。逆転時に発生した地磁気強度と方向の変化もまた,磁場を発生させる地球外核のダイナミクスを理解するための重要な情報を提供する。しかし,逆転過程は地質学的タイムスケールの観点からみて比較的速い。したがって,これらの課題に対処するためには,地磁気記録の適切な時間分解能が不可欠である。本研究では,上総層群国本層の千葉セクションにおける連続海成相からの新しい高解像度古地磁気記録を報告し,M-B地磁気逆転境界における見かけの地磁気極(VGPs)と相対古地磁気強度の変化についての詳細な挙動を解明した。得られた相対古地磁気強度とVGP記録はM-B境界近くの有意な古地磁気最小値を示し,それは明瞭な「極性スイッチ」を伴った。千葉セクションの新たに得られた高分解能酸素同位体年代は,M-B境界が海洋同位体ステージ(MIS)19の真ん中に位置し,境界の年代に771.7kaを与えた。この年代は,最新の天文学的に調整された海底堆積物コア及び氷コア記録に基づくものと一致し,Byk-EテフラのU-Pbジルコン年代から導き出された770.9±7.3kaの再計算年代と一致した。筆者らの知る限り,筆者らの新しい古地磁気データは,これまでに海洋堆積物から得られた上記の地磁気逆転に関する最も詳細な記録の1つであり,したがって地磁気ダイナモのダイナミクスを理解し,地質学タイムスケールを較正するための鍵となるであろう。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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古地磁気・岩石磁気  ,  年代測定 
引用文献 (83件):
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