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J-GLOBAL ID:201702267756652170   整理番号:17A0365646

脱脂ベニバナ種子抽出物は3T3-L1前脂肪細胞における脂肪生成を阻害し,高脂肪食を与えたC57BL/6Job/obマウスにおける脂質プロファイルを改善する【Powered by NICT】

Defatted safflower seed extract inhibits adipogenesis in 3T3-L1 preadipocytes and improves lipid profiles in C57BL/6J ob/ob mice fed a high-fat diet
著者 (8件):
資料名:
巻: 36  号:ページ: 995-1003  発行年: 2016年 
JST資料番号: E0636B  ISSN: 0271-5317  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,ポリフェノールが豊富であることが知られている脱脂ベニバナ種子は脂肪細胞分化と肥満関連疾患に影響する可能性があると仮定し,脱脂ベニバナ(Cathamus tinctoriusL.)種子(CSE)からのエタノール抽出物の抗脂肪生成及び脂質低下作用は培養3T3-L1前脂肪細胞および高脂肪食を与えたC57BL/6Job/obマウスの両方において調べた。CSEは3T3-L1前脂肪細胞の脂肪細胞分化を阻害し,脂肪生成転写因子,SREBP1c及びPPARγとその標的遺伝子の発現を減少させた。六週齢の肥満(ob/ob)マウスは,高脂肪食を給餌し,6週間強制経口投与によるCSE(50または100mg/kg/日)で処理した。CSE処理群で体脂肪量(精巣上体と腎周囲白色脂肪組織)は高脂肪食対照(HFD)群のそれより有意に低く,平均1日摂餌量は群間で有意差がなかった。血しょう及び肝臓トリグリセリドレベルと血しょう低密度リポ蛋白質コレステロールレベルは,HFD群と比較してCSE群でも有意に低かった。これらの結果は,体脂肪量を減少させ,血漿と肝臓の脂質プロファイルを改善するCSEは,肥満および関連した代謝性疾患,高脂血症を含む潜在的な治療オプションであることを示唆する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
代謝異常・栄養性疾患一般  ,  脂質の代謝と栄養 

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