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J-GLOBAL ID:201702267951440449   整理番号:17A0341551

E.coliヌクレオシドホスホリラーゼによる4(2)-チオキソ-および6(5)-アザピリミジンヌクレオシド類の酵素的合成と加リン酸分解

Enzymatic synthesis and phosphorolysis of 4(2)-thioxo- and 6(5)-azapyrimidine nucleosides by E. coli nucleoside phosphorylases
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巻: 12  号: Dec  ページ: 2588-2601 (WEB ONLY)  発行年: 2016年12月 
JST資料番号: U7003A  ISSN: 1860-5397  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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2-デオキシ-α-D-リボフラノース-1-リン酸(dRib-1P)をin situ合成するためにdGとE.coliプリンヌクレオシドホスホリラーゼ(PNP)を用いて4-チオウラシル(4SUra),2-チオウラシル(2SUra),6-アザウラシル,6-アザチミンおよび6-アザ-2-チオチミンのtrans-2-デオキシリボシル化を調べ,次いでE.coliチミジン(TP)またはウリジン(UP)ホスホリラーゼによる塩基とのカップリングを行った。4SUraはUPに良好な基質活性を示したが,意外なことにTPに対しては不活性であった。UPとTPの存在下,類似の反応条件にて2′-デオキシ-2-チオウリジン(2SUd)の生成は認められなかった。これに反して,2SU,2SUd,4STdおよび2STdはUPとTPの両方の良好な基質であり,さらに2SU,4STdおよび2′-デオキシ-5-アザシチジン(デシタビン)はPNPの基質であり,後者の加リン酸分解は可逆的であることが分かった。Tris塩酸緩衝液中でのUPとPNPを触媒とする2SUraおよび5-アザシトシンとdRib-1Pの縮合により,それぞれ収率27%と15%で2SUdおよび2′-デオキシ-5-アザシチジンを得た。6-アザウラシルと6-アザチミンはTPとUPの両方に良好な基質特性を示したが,TPのみが2-チオ-6-アザチミンを基質として認識した。6-アザウラシルとその2-チオキソ誘導体の5-フェニルおよび5-tert-ブチル誘導体がUPとTPの基質になるか否かを調べた結果,5-フェニルおよび5-tert-ブチル-6-アザウラシルのみが非常に低い基質活性を示した。E.coliヌクレオシドホスホリラーゼによる基質認識における構造特異性と電子的性質の役割を議論した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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酵素一般  ,  ヌクレオシド,ヌクレオチド 
物質索引 (6件):
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