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J-GLOBAL ID:201702268129802087   整理番号:17A0282978

ベンジルアルコールの効率的酸化のための酸化マンガンナノ粒子合成の調整

Tuning the Synthesis of Manganese Oxides Nanoparticles for Efficient Oxidation of Benzyl Alcohol
著者 (10件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 12:23 (WEB ONLY)  発行年: 2017年12月 
JST資料番号: U7001A  ISSN: 1931-7573  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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香料工業や製薬産業で必要とされるベンズアルデヒドおよび安息香酸の生産にとって,ベンジルアルコールの液相酸化は重要な反応である。現在の生産システムは変換効率が低いことや酸化が進行しすぎることが課題となっている。経済効率と環境要求事項の観点から,温和な条件下でベンジルアルコールの環境に優しい好気的酸化が可能な酸化マンガンを用いた高性能でコスト効率の高い触媒の開発を目指す。その結果,酸化マンガンナノ粒子の構造形成や表面特性に対して,前駆体の組成が大きく影響を及ぼすことが分かった。さらに,得られたマンガンナノ粒子の結晶化度は焼成温度を上げることによって徐々に改善するが,焼成温度が高いほど細孔構造がダメージを受けるために,比表面積は顕著に減少した。ポロゲンのない前駆体から,適切な温度600°Cで焼成した試料はMn2O3が少ないMn3O4が豊富な材料で,これは酸化触媒活性の高さに関係するO2-の大量生産が可能であると考えられる。合成の際に前駆体にポロゲンを加えると,得られた触媒は主にMn2O3結晶であり,比較的酸化触媒活性が低いことが分かった。全ての調製した試料でベンズアルデヒドおよび安息香酸に対して選択性が高いことが分かった。得られた触媒は市販のOMS-2触媒と同等である。合成-構造-触媒の相互作用が示され,新しい高性能選択的酸化触媒の構築に役立つと考えられる。(翻訳著者抄録)
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分類 (4件):
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その他の触媒  ,  コロイド化学一般  ,  金属酸化物及び金属カルコゲン化物の結晶構造  ,  酸化,還元 
タイトルに関連する用語 (4件):
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