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J-GLOBAL ID：201702268147804783   整理番号：17A0389923

Talaromyces pinophilusからの熱安定デキストラナーゼの精製,キャラクタリゼーション,および応用

Purification, characterization, and application of a thermostable dextranase from Talaromyces pinophilus

著者 (5件)： ZHANG Yu-Qi (Hefei Univ. Technol., Hefei, CHN) ,  LI Ruo-Han (Hefei Univ. Technol., Hefei, CHN) ,  ZHANG Hong-Bin (Hefei Univ. Technol., Hefei, CHN) ,  WU Min (Hefei Univ. Technol., Hefei, CHN) ,  HU Xue-Qin (Hefei Univ. Technol., Hefei, CHN)
資料名： Journal of Industrial Microbiology & Biotechnology  (Journal of Industrial Microbiology & Biotechnology)
巻： 44  号： 2  ページ： 317-327  発行年： 2017年02月 
JST資料番号： E0005C  ISSN： 1367-5435  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： デキストラン類は高分子量エキソ多糖類であり,α-D結合グルコース単位からなる。デキストラナーゼはデキストランを重要な医療応用をもつ低分子量多糖類に加水分解する。デキストラナーゼの生産は,現在細菌,カビ,および酵母により行われているが,菌類によるその生産は高酵素活性とイソマルトオリゴ糖生産増強のために注目されている。本稿では,デキストラナーゼ産生株を種々の土壌資源からスクリーニングした。そのうちTalaromyces pinophilusのH6株を標準ITSrDNA分析により同定した。粗デキストラナーゼを硫酸アンモニウム分別とセファロース6Bクロマトグラフィーにより精製し,特異的活性を6.69倍,回収率を11.27%増加させた。この酵素は分子量が58kDaであり,他のほとんどのデキストラナーゼより低く,最適温度は45°C,最適pHは3.0から10.0の範囲,および妥当な熱安定性をもっていた。デキストラナーゼ活性は尿素により増加し,それは115.35%の増加であり,臨床デキストラン生産に適していた。従って,T.pinophilusH6株のデキストラナーゼは実用化に優れていると思われる。

シソーラス用語： *デキストラナーゼ ,  *ユーロチウム目 ,  *生物生産 ,  土壌微生物 ,  *デキストラン ,  酵素活性度 ,  DNA【核酸】 ,  クロマトグラフィー ,  精製 ,  回収率 ,  最適化 ,  熱安定性 ,  キャラクタリゼーション
準シソーラス用語： DNA分析 ,  *Talaromyces pinophilus ,  イソマルトオリゴ糖 ,  最適pH ,  最適温度 ,  *微生物生産

分類 (3件)： 微生物酵素の生産  (FK03030L) ,  多糖類  (CF10054P) ,  酵素一般  (EB09010D)

タイトルに関連する用語 (5件)： Talaromyces ,  デキストラナーゼ ,  精製 ,  キャラクタリゼーション ,  応用