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J-GLOBAL ID:201702268559409092   整理番号:17A0497000

分枝した母核O-マンノシルグリコペプチドに対する抗体の誘導-ConAレクチンに対する選択性

Induction of Antibodies Directed Against Branched Core O-Mannosyl Glycopeptides-Selectivity Complimentary to the ConA Lectin
著者 (6件):
資料名:
巻: 23  号: 14  ページ: 3466-3473  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0744A  ISSN: 0947-6539  CODEN: CEUJED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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α-マンノピラノースのSerまたはThr残基への結合によって開始される哺乳類タンパク質のO-マンノシル化は,筋肉及び脳の発達に関与する一群の翻訳後修飾(PTM)を含む。グリコプロテオミクス方法論及び“シンプルセル”戦略における最近の進歩により,糖タンパク質及び特異的なグリコシル化部位の迅速な同定が可能になった。莫大な進展がなされたにもかかわらず,哺乳類のO-マンノシルグリコプロテオムの生物学的影響は現在までほとんど知られていないままである。O-マンノシルグリカンの構造,役割及び存在量を調査するためのツールは依然として必要である。O-マンノシル分枝はインテグリン依存性細胞移動に関係することが示されており,多発性硬化症などの脱髄疾患においても役割を果たすが,分岐O-マンノシルグリカンの生物学的役割の広範な理解は,一部には検出ツールの不足により欠けている。本研究では,糖ペプチドワクチン構築物を合成し,分枝状O-マンノシルグリカンに対する抗体を生成するために用いた。グリコペプチドマイクロアレイスクリーニングにより,関連する直鎖グリカンで交差反応性が観察されない,異なるペプチド骨格に示される分枝グリカンコア構造に対する誘導抗体の高い選択性を明らかにした。比較のために,トリプシンO-マンノシルペプチドを富化するためのグリコプロテオミクスワークフローで一般的に使用されるマンノース結合レクチンコンカナバリンA(ConA)のマイクロアレイスクリーニングにより,ConAレクチンは分岐O-マンノシルグリカンを認識しないことを示した。短鎖O-マンノシルグリカンに対するConAの結合選択性は,分子モデリングによって増大された結晶学的データを用いた分子構造によって合理化された。ConA結合特異性と新しい抗体の特異性との対比により,タンパク質O-マンノシル化の研究における抗体の新規な役割を示した。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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著者キーワード (5件):
分類 (2件):
分類
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ペプチド  ,  少糖類 
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