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J-GLOBAL ID：201702268703587750   整理番号：17A0499296

フラン,フルフラールおよびβ-フルフラールの緩和動力学に対する置換基効果 理論および実験による複合手法

Substituent effects on the relaxation dynamics of furan, furfural and β-furfural: a combined theoretical and experimental approach

著者 (6件)： Oesterling Sven (Department of Chemistry, Ludwig-Maximilians-Universitaet Muenchen, Butenandtstr. 5-13, 81377 Muenchen, Germany. [e-mail]) ,  Schalk Oliver ,  Geng Ting ,  Thomas Richard D. ,  Hansson Tony ,  de Vivie-Riedle Regina
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 19  号： 3  ページ： 2025-2035  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： フラン,フルフラールおよびβ-フルフラールの系列について理論および実験による複合手法において光誘起緩和動力学に対する置換基および置換基位置の効果を検討した。高強度プローブパルスを利用する時間分解光電子分光法を用い,2つの光子プローブ信号によってフランの失活過程全体を初めて追跡することができた。Nenovらの拡張2電子2軌道モデル(J.Chem.Phys.,Vol.135,034304(2011))を用いて1つの中央円錐交差の形成を説明し,幾何形状に対する誘導体のアルデヒド基の影響を予測した。さまざまな理論的方法を用いてこれを光励起から最終的な結果までの緩和機構とともに検討した。高速計算のために完全作用空間自己無撞着場を用い,臨界配置を正確に記述するために完全作用空間摂動論および結合クラスタ理論を用いた。実験および理論はフルフラールおよびβ-フルフラールの緩和動力学が遅くなることを示し,一緒になって,アルデヒド基によって導入されるn_O孤立電子対状態に帰属する追加の失活経路を開らかにした。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *緩和現象 ,  *置換基効果 ,  *誘導 ,  *光照射 ,  CASSCF法 ,  結合クラスタ法 ,  摂動論 ,  *酸素複素環化合物 ,  アルデヒド
準シソーラス用語： 光誘起

分類 (2件)： 光化学一般  (CB08010U) ,  フラン  (CF07072V)

物質索引 (3件)： フラン ,  3-フルフラール ,  2-フルフラール

タイトルに関連する用語 (7件)： フラン ,  フルフラール ,  緩和動力学 ,  置換基効果 ,  理論 ,  実験 ,  手法