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J-GLOBAL ID:201702268786269279   整理番号:17A0695709

新たに単離されたRuminococcaceae bacterium CPB6を用いた発酵による乳酸からの高濃度n-カプロン酸の生産

Production of high-concentration n-caproic acid from lactate through fermentation using a newly isolated Ruminococcaceae bacterium CPB6
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資料名:
巻: 10  号: Apr  ページ: 10:102 (WEB ONLY)  発行年: 2017年04月 
JST資料番号: U7022A  ISSN: 1754-6834  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:中鎖カルボン酸であるn-カプロン酸(CA)は,様々な工業で利用される貴重な化学原料である。再生可能な炭素源からのCAの発酵生産は,多くの注目を集めている。乳酸は炭水化物の嫌気性分解の重要な中間廃棄物で,都市下水とある種の工業廃水の化学的酸素要求量(COD)の18-70%を占めている。最近,私たちのグループを含めた研究者は,乳酸を電子供与体として用いた,新しく同定されたマイクロバイオームシステムによるCA生産について報告した。しかし,そのようなプロセスでCAの生産が単一株,または種々の微生物の同時代謝により成されているのかを,明らかにするのは困難であった。結果:本研究では,前報のCAを生産するマイクロバイオームから単離したCPB6株を用いた乳酸を電子供与体とするCA生産について報告する。CPB6株は16S rRNA遺伝子配列分析により,Ruminococcaceae科のClostridiumクラスタIVに分類された。本株によるCA生産には,酸性の初期pH条件(pH5.0-6.5),および30~40°Cが適していた。原料となる乳酸を含む非滅菌有機性廃水の流加発酵で,CPB6株は,45.1g/Lの乳酸から16.6g/LのCAを,最高5.29g/L/日の生産力で生産した。粗細胞抽出物を用いた酵素アッセイにより,CPB6は,酢酸とブチリルCoAを代謝してn-酪酸を生成し,酢酸/n-酪酸とカプロイルCoAを代謝してCAを生産することが示された。結論:本研究により,新たに単離されたCPB6株の純粋培養で,高濃度のCAを生産できることが示された。この株は,乳酸含有廃棄物ストリームから高効率でCAを回収する強力で有用な装置として用いることができる。本予備研究により,CPB6株中でおこる乳酸からのCA産生は,β酸化の鎖伸長経路の逆行により起こる可能性が示唆された。詳細なメカニズムについては,種々の分子微生物学技術を用いてさらに調査する必要がある。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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微生物代謝産物の生産  ,  下水,廃水の生物学的処理 
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